【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹で、詐欺容疑で捜査を受けている朴槿リョン(パク・クンリョン)元育英財団理事長に対し、近く検察が出頭を命じるもようだ。検察関係者が18日、明らかにした。具体的な日程は、同日行われた参考人への調査結果などを踏まえて決めるという。

 大統領所属特別監察官室の李碩洙(イ・ソクス)特別監察官は7月、朴氏を1億ウォン(約923万円)台の詐欺容疑で検察に告発した。現在、ソウル中央地検の刑事第8部が捜査を進めている。

 現行の特別監察官法では、監察の対象者は大統領の配偶者および4親等以内の親族、大統領秘書室の首席秘書官以上の公務員と定められている。特別監察官は犯罪行為が明白で刑事処分の必要があると判断した場合に告発を行う。

 被害者は特別監察官に陳述書を提出し、朴氏が金を借りる際に自身の影響力をちらつかせたと話していることが分かった。捜査を進めている刑事第8部は土地や建設事業に絡む不正を主に担当しており、こうした類いの詐欺容疑を持たれている可能性もある。

 検察関係者は「当事者の陳述が一致しているのは、金を渡した、受け取ったという程度」とした上で、今後の捜査で当事者の陳述をパズルのように付き合わせていくと説明した。また当事者同士を直接対面させ審問を行うことも検討しているという。