携帯電話やインターネットのおかげでどんなにコミュニケーションが便利になったとは言え、離れた場所の相手と大勢がやりとりする電話会議は、設定が面倒だったり、聞こえにくかったりと何かと面倒なもの……でした。これまでは。たとえばとある会社では、多忙のために大事なクライアントとの打ち合わせに出席できなかったA課長が、部下のB係長に様子を尋ねています。


- 「いや、面目ない。大事な来客を待ってたんだよ」

- 「そこで思ったんですが、よろしいですか?」

- 「ん? なんだ?」

- 「少し前に別の取引先が使っていて、ウチでも導入できないかと思っていたものがあるんです」

- 「ん?」

- 「課長もご存知、○△商事営業のCさんが先週うちに来社して、先方の製品について打ち合わせしたんです。そのとき話が技術的に込み入った内容になってしまって。うちの製品だったら開発チームに確認して折り返しますと言うところなんですが、Cさんは『ではすぐ担当に聞いてみましょう』って。それでその場で話がつながったんですよ」

- 「Cさんが技術者に電話したんじゃないのか? それくらいは僕たちだってやるだろ」

- 「それがただの電話じゃなくて、電話会議だったんです。あっという間に」

- 「電話会議? うちの会議室にあるあれか? いや、あれはダメだよ。あれはひどい。なかなかつながらないし、やっとつながっても音がワンワンひどくて、結局すぐに切っちゃうだろ」


- 「ミタさんて、君(苦笑)」

- 「いえ、ほんとに。電話の向こうは名古屋にある研究所の技術者4人で、こちらは都内のうちの会議室で10人。それがすごく音が良くて聴きやすくて、分かりやすくて、簡単で。いや僕は感動しましたよ」

- 「サッと出してパッとつないでもしもし?」

- 「そうなんです。感動しました」

- 「感動したのか。そこまで言うか。すごいな」

- 「すごいんです」

- 「ミタさん……じゃないCさんは、大きな電話会議用の装置をえっちらおっちら運んできたんじゃないのか?」

- 「いえ、いつも通りブリーフケースひとつです。スマートなもんです。そこから少し厚めのタブレットみたいな端末を出して、電源を入れて、Bluetoothで自分の携帯電話につないで、そうしたら複数の技術者たちの声が驚くほどクリアに聞こえてきました」

- 「……ふむ。で、それは何ていうものなんだ?」

- 「NTT-AT発売の『R-Talk 800EX』っていう製品でした」

- 「アールトーク?」

- 「それはすごいな。で、肝心のコストはどうなんだ?」

- 「それも、1台の値段が9万円程度ですが、それ以外は通常の電話料金だけです」

- 「なんだって? つまり、こっちに1台と大阪支社に1台おけば、簡単に電話会議やテレビ会議ができるってことか? 機械2台分の18万と電話代で。出張よりすごい安いぞ!」

- 「そうですそうです」


- 「そうです、そこなんです」

- 「まずそこを先に言えばいいんだよ。コスト削減、コスト削減! 早く注文しよう! いや、ナイスアドバイスだぞ、係長!」
A課長はすっかり乗り気です。ほめられて嬉しいB係長はいそいそと「R-Talk 800EX」の詳しい情報をインターネットで調べ始めました。








