国益優先の円売りで通貨戦争も?

国際協調と国益の時に困難なバランス、その狭間の円売り介入

(gooニュース・JAPANなニュース) 2011年11月02日 14:00

英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は日本の円売り介入(yen intervention)についてです。市場に衝撃を与えた割には効果が薄く一時的だと言われたり、効果が薄いが「通貨戦争」につながる恐れがあるという懸念が指摘されたりする一方で、20カ国・地域(G20)首脳会議による対策に期待できないのだから日本としては無理もない措置だと理解を示す記事もありました。国際社会の慣習と国益のバランスをとるのが困難な時に、日本はどう振る舞うのかという話でもあります。(gooニュース 加藤祐子)

○国益優先すれば通貨戦争の懸念?

いきなり大風呂敷を広げますが、戦後日本は、世界のルールに従う国際協調の国というイメージ定着に腐心してきた国だと言えるでしょう。敗戦国であり、故にもちろん覇権国ではないので、国際ルールを作る側に立つこともなく、国際ルールを一方的に単独で破ることもなるべくしないよう、一生懸命努めてきた。それが復興と繁栄につながっていたから。

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