80年の中国首相来日 幻の始球式

中国首相と王選手、幻の始球式 後楽園で検討、警察NG

(朝日新聞) 01月12日 17:54

外務省中国課長が1980年に中国の華国鋒首相来日についてまとめた報告書。後楽園球場で始球式をする案は「警察当局の大変な剣幕に会い沙汰やみとなつた」とある

外務省中国課長が1980年に中国の華国鋒首相来日についてまとめた報告書。後楽園球場で始球式をする案は「警察当局の大変な剣幕に会い沙汰やみとなつた」とある

(朝日新聞)

 「観衆5万人の始球式に王(貞治)選手がバッターボックスに立てば舞台効果も満点――」。1980年5月の華国鋒(ホワクオフォン)・中国首相来日の際、友好ムードを盛り上げようと東京・後楽園球場の巨人―大洋戦で華氏の始球式が検討されていた。12日の外交文書公開でわかった。

 当時の外務省中国課長がまとめた内部文書で、狙いを「できるだけ多くの国民の前に華国鋒なる男をつれ出す」と説明。駐日中国大使に「周恩来(チョウエンライ)や鄧小平(トンシアオピン)と違い日本で誰も知らない。この人を売り込まなければだめだ」と伝えたともある。

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