母の日(11日)に向け、和歌山県串本町内でトルコギキョウの出荷が進んでいる。栽培農家の赤埴友則さん(47)は「華やかな花を楽しんでもらいたい」と話している。
トルコギキョウは串本と親交が深い「トルコ」の名が付いているが、北アメリカ原産のリンドウ科の植物。つぼみがトルコ人のターバンの形をしていることからトルコギキョウと呼ばれているという説がある。
JAわかやま紀南地域本部花き部会トルコギキョウ分科会の会長を務める赤埴さんは、串本町潮岬にある鉄骨ハウス4棟(計約3300平方メートル)で白やピンク色のトルコギキョウを栽培。時期をずらして苗を植えることで、10月から翌年6月まで出荷している。
そのため、10〜11月のブライダル、年末、春の彼岸、卒業・入学、母の日とさまざまな需要に応えている。延べ10万本を栽培しているという。
赤埴さんは「バラやカーネーションに比べるとあまり認知されていないが、花持ちが断然良く、花瓶に挿せば2週間以上は楽しめるので魅力を感じる人もいる。お客さんがいるので母の日に間に合うよう出荷するのが使命だ」と話した。
JAによると、串本町のほか上富田町や白浜町の農家が計1・93ヘクタールで栽培している。
トルコギキョウ出荷進む 母の日に向け、和歌山県串本
AGARA 紀伊民報 2025/05/02 14:30