雪山でスキーをしていた3人が遭難。スマホは圏外。絶望的な状況も“緊急SOS”で九死に一生を得る

米ワシントン州の雪山で現地時間1月22日、スキー場など管理されたエリア以外で「バックカントリースキー」を楽しんでいた3人が負傷し、当局によって救助された。

アップル社のスマホ「iPhone」シリーズに備わる“緊急SOS”機能のおかげで、3人は九死に一生を得た。

キング郡保安官事務所は1月24日、 YouTubeチャンネル を更新。発見時の赤外線カメラの映像と救助の様子を公開した。

高木が生い茂るなか、ポツンと光るのは遭難した3人だ。大きく手を振り、救助を求めるスキーヤーの姿が映っている。

その後、救急隊が3人をヘリコプターに引き上げる様子も記録されている。

スキーヤーのうち2人は標高差にして約150メートルも落下。2人は手首や足の骨を折る重傷だった。残る1人にケガはなかった。

米 ABCテレビ によると、3人は同州シアトルの病院に搬送され、治療を受けたという。

救助を求めるスキーヤー(=実際の映像) / Via youtube.com

同保安官事務所のジェイソン・スタンリー氏は『 Good Morning America 』の取材に、「ある種の衛星通信デバイスがなければ、スキーヤーたちはとても悲劇的な結末を迎えていたかもしれない」と語る。

実は、スキーヤーが所持していたiPhoneから“緊急SOS”を受信したことが、救助のきっかけになったという。

3人は当時、電波がつながらない圏外にいた。だが、衛星経由でSOSを発信することに成功したという。

アップル社の公式サイトでは「iPhone 14以降(すべてのモデル)では、緊急SOSを衛星通信で利用し、携帯電話やWi-Fiの電波が届かないところでも緊急通報サービスにテキストを発信できます」と 記載している 。

SNSでは「テクノロジーは時々、このように私たちの味方をしてくれることがある」「iPhoneを持つ理由は完全にこれ」「救助隊のみなさんにあっぱれです」などの声が上がっている。

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