葛西紀明、“世界新記録”の弟子・小林陵侑に「300(メートル)いかなかった。『ダッセー』って」とダメ出し 53歳で迎える五輪に意欲【ノルディックスキー・ジャンプ】

 全日本スキー連盟の年間表彰式「スノーアワード」が8日、東京都内で開かれ、ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(51)=土屋ホーム=が特別賞に選ばれた。4月にアイスランドの特設ジャンプ台で291メートルの”世界新記録”を樹立した弟子の小林陵侑(27)=チームROY=について「300(メートル)いかなかった。盛り上がらない。『ダッセー』って言ってやろうと思う」と笑いながら駄目出しした。

 今季は4季ぶりにW杯に参戦、W杯プラニツァ大会(スロベニア)では29位、51歳290日のW杯最年長ポイントを獲得した。2月にはTVh杯で2シーズンぶりとなる国内優勝も飾った。レジェンドは「夏のパリ五輪でパワーを頂いて、2年後(のミラノ五輪)を目指していきたい。注目は柔道、(2004年アテネ五輪、08年北京五輪を連覇した)谷本歩実選手の金メダルで泣いた。感動をつなげたい」と話した。

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