気温も湿度もぐんと下がり、本格的な冬に向けて季節が一気に進む11月。 この時期、美容や健康のために何より大切なのが「冷え予防」です。 そこで今回は、冷え予防をサポートする食材や栄養、手軽に取り入れられる料理アイデアを、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
季節の狭間の「うっかり冷え」に注意!
女性の不調の9割は「冷え」、と言われるほど、多くの女性にとって冷えは大敵です。
秋から冬に季節がスライドするこの時期は、日中と朝晩の気温差が特に大きく「うっかり冷え」も多いもの。
外出時に「こんなに寒くなると思わなかった……」と慌てて保温性の高いインナーやストールを買い足したことはありませんか?
体温調整のしやすいファッションで体を冷やさないこと、就寝前には湯船につかって体を芯から温めること……まずは生活面でできることをぬかりなく!
冷えの要因は、気温の低下以外にも、栄養の質の低下、ストレス過多、運動不足など様々な要因が考えられます。
理由は何であれ、体が冷えている状態が続くと、自律神経の乱れや「子宮冷え」による女性ホルモンバランスの乱れが起こり、さらにそこから様々な不調が現れます。
倦怠感、やる気の低下、PMS症状の重症化、痩せにくく太りやすい体質、肌の不調……できれば避けたいものばかり。
そう、「冷え」には何のメリットもないのです。
血流促進をサポートするビタミンEや、体を温める成分を多く含む薬味系(ねぎ、しょうが、にんにく、唐辛子など)を取り入れることがおすすめです。
鍋料理や煮込み料理に薬味系をたっぷり入れれば、スープまでおいしく頂けますよね。
ビタミンEは西洋かぼちゃや赤パプリカ、旬魚のブリ、ナッツ類やオリーブオイルなどに含まれています。油脂類と合わせることで体への吸収率がUPします。
また女性に不足しがちな鉄分も意識して取り入れることが大事。多くの女性が「慢性的な鉄欠乏症」ともいわれているため、レバーやプルーン、ほうれん草などを上手に取り入れましょう。ビタミンCは鉄分の吸収をサポートしてくれますよ。 【2】糖質を摂りすぎない
ごはん、パン、パスタやラーメンなどの麺類、甘い洋菓子など糖質が高い食べものの摂取が多い人は要注意!
体内で血糖値が急激に上がったあと、急激に血糖が下がる過程で、実は体温も下がり「冷え」が発生します。主食メインのメニューばかりではなく、定食系のバランスが整ったメニューも取り入れることを心がけることが大切です。
麺類なら、野菜などの具材をたっぷりのせる、小鉢メニューを付けるなど「ほぼ麺」にならないようにしてみましょう。
おやつに甘い洋菓子がやめられないという方は、たまには季節のフルーツや和菓子、ゼリーや杏仁豆腐などヘルシーなものに置き換えてみましょう!
また「食べる順番」にも気を付けて。血糖値の上昇を緩やかにするために、食物繊維が多いものから食べる……といった工夫が大切です。血糖調整がうまくいかない状態が続くと、低血糖症になってしまう可能性も……! 【3】代謝を上げる
ビタミンB群など代謝をサポートする栄養素も積極的に取り入れましょう。納豆や豆腐などの大豆製品や豚肉などに豊富です。
代謝アップのためには、エネルギー源となるたんぱく質も不足なく摂ることも大切です。
生活面では適度な運動もお忘れなく。 【まとめ】体を温める食材で冷えを予防して、健やかな毎日を送ろう
食材には好き嫌いもあると思います。苦手意識のない食材の中から、工夫して賢く組み合わせたり調理法や食べる順番に気を付ければOKです。
体を冷やさないために、お肌も体も健やかで美しくあるために、毎日の食事を工夫してみてはいかがでしょうか?