会食が増えるこれからのシーズンは、冷蔵庫の中のものを使い切れず、ダメにしてしまうことが増えがちです。できれば、食品ロスを減らして経済的な無駄もなくしたいもの。そこで今回は、買ったらすぐに冷凍するべき食材、冷凍する際のポイントについてご紹介します。
きのこ類は冷凍保存することで旨味もUP!方法は?
秋冬が特に美味しい、旬のきのこ類。きのこ類はヘルシーで、うまみ成分が豊富な食材としても人気ですよね。実はきのこ類に豊富なうま味成分は、一度冷凍してから調理することで細胞が破壊されてうま味成分が流出しやすくなり、料理がおいしくなると言われています。
購入後は、石づきを取って食べやすいサイズに手で裂き、食品用冷凍保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存するのがおすすめです。
【POINT】
きのこ類に限らず、食品を冷凍するときは「空気をなるべく抜いて冷凍する」ことで、保存時の酸化を防ぐことができます。
寒さが厳しい冬は特に、鍋やスープなどの汁もの系料理が恋しくなるもの。
筆者のおすすめは、「味噌汁用」「朝スープ用」など用途別に、使用頻度の高い相性の良い野菜類を「まとめて冷凍」しておくことです。
きのこ類、長ネギ、人参、白菜などを洗い、水分をふき取ってから食べやすい大きさに切り、食品用冷凍保存袋に入れて冷凍保存しておきます。油性マーカーで「鍋用」などと袋に記載しておくと分かりやすいですよ。
忙しい日も食材を切ったり、組み合わせを考える手間が省けるので、栄養バランスがととのった一品が時短で完成します。
肉や魚の切り身を購入したら、トレイごと冷凍保存していませんか?
トレイごと冷凍してしまうと、どうしても余計な空気に触れる状態になってしまいます。数日以内に使い切れなさそうな場合は、トレイから取り出して使い切れそうな分量ごとに分けて、ぴっちりとラップで包みましょう。(魚の切り身ならひと切れずつ、肉は100gずつなど)ラップで包んだあと、食品用冷凍保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍保存を!
【POINT】
冷凍する前にキッチンペーパーで表面についている余分な水分をふき取ってから冷凍すると、臭み予防につながり、さらに◎
食材や時期にもよりますが、購入してきた食材を冷凍してから2週間前後で使い切るのがおすすめです。特に野菜類の香りは、冷凍期間が長くなると落ちてしまうもの。
秋冬が旬の「春菊」は独特な香りがしますよね。冷凍期間が長いと、どうしてもこの香りは少しづつ消えてしまいます。
肉や魚の鮮度も、購入後なるべく早いうちに食べきる方がやはり良いので、1〜2週間前後を目安に使い切りましょう。
肉や魚は、味噌漬けなど「下味をつけてから冷凍」しておくと風味の劣化も感じにくく、比較的おいしくいただけます。が、やはり特別な保存料などを使用しない家庭での冷凍食材は、2週間を目安に食べきるのがおすすめです。
基本的に水分量が多い食材は冷凍保存には不向きと言われています。レタス類やベビーリーフなどのサラダ野菜、大根やキュウリ、豆腐などは食感が全く別物になってしまうので、それを承知で活用するならOK。(例:凍り豆腐)
冷凍前の状態と同レベルの食感やおいしさを求める場合は冷凍はおすすめしません。これらは、冷凍せず数日以内に食べきる前提で購入しましょう。
物価高の昨今、せっかく購入した食材を無駄にしないためにも節約のためにも、賢く冷凍保存を活用したいですね。冷凍保存を活用できるようになると、食材のムダ買いも減り、時短調理にもつながります。是非できることから取り入れてみて下さい。