濃厚な口どけ、大人のスイーツとしても人気のチョコレート。毎年バレンタインがある2月になると、「自分へのごほうび」としてチョコレートを買う方も多いのではないでしょうか? 今回は、そんなチョコレートの最新トレンドや、チョコレートの美容に嬉しい栄養ポイント、おすすめマリアージュについて、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
「カカオショック」でチョコレートの単価が急騰している!?
ここ数年、地球温暖化の影響による天候不順により、カカオの生産地である赤道付近の地域では生産量が減っていると言われています。
生産はもちろん出荷するまでの発酵作業など、カカオ豆はなかなか手がかかるので、生産農家自体が減っている地域も増えているんだとか。
そのため、日本国内で流通するチョコレートも徐々に単価が上がっていたり、商品単価は据え置きでも内容量が減っていたりしてます。
ただ、チョコレートの商品単価が上がろうとも、質の良いおいしいチョコレートはやはり恋しくなりますよね。
いわゆる「高カカオチョコレート」(ハイカカオチョコレート)と呼ばれるカカオ配合率70%以上のチョコレートは特に、カカオポリフェノールの働きでエイジングケアをサポートすると期待されているスーパーフード。まさに、食べても罪悪感のないギルトフリーおやつの代表とも言える食材です。
カカオポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を抑える働きが期待されています。
私たちの体に元来備わっている抗酸化力は、残念ながら加齢とともに低下してしまうので、抗酸化力の高い食材を取り入れることが大切なんです。
チョコレートには食物繊維も豊富に含まれています。カカオ豆に含まれている「リグニン」も食物繊維の一種です。高カカオチョコレートなら、カカオ含有量が多いので食物繊維も摂取することができますよ。
チョコレートの価格は今後も上がっていくと予想されますが、毎日大量に食べるものではないので、美容と健康のためにも、カカオ70%以上のハイカカオタイプをひとかけらずつ食べるなど工夫するとよいでしょう。
カカオショックによるチョコレート価格の急騰があるからこそ、生産過程や産地そのもの、そしてカカオ農園で働く人々に思いを巡らせることができる世の中になっているのも事実。
手間暇がかかるカカオの適正価格や、フェアトレード商品への注目、労働環境への興味関心の高まりなど、私たちが口にしてきたチョコレートの背景に想いを巡らせることも大切です。
ガーナ、マダガスカル、タンザニアなどカカオ豆の生産地別にチョコレートのテイストを味わえるような商品が有名ショップや製菓メーカーからたくさん発売されています。
生産地別に食べ比べると、甘みや苦みのバランスの違いも楽しめそうですね。
【2】チョコレート×●●を楽しむ
チョコレートの使用量を減らしつつも、新しい味わいを楽しむ焼き菓子なども多いですね。マドレーヌやフィナンシェ、スコーンやバウムクーヘン、ドライフルーツのチョコがけなど、チョコレートの風味を楽しみつつ、スイーツとしての新たなおいしさを探求できます。
【3】スパイスとのマリアージュにも注目
筆者が注目しているのは、チョコレートとスパイスのマリアージュ。ペッパーやカルダモンなどの西洋スパイスはモチロンですが、最近は山椒や七味、柚子ピールや抹茶などの和風スパイス・食材を加えたチョコレートもよく見かけるようになりました。
ワインや日本酒のお供に、ちょっと大人味のチョコを楽しむのも楽しいかもしれません。 ギルトフリーなおやつ!ハイカカオチョコを中心にチョコレートを楽しもう!
みなさんが気になるチョコレートはどんなチョコレートですか?美容と健康のためにはカカオ70%以上のハイカカオタイプがおすすめですが、それでないといけないわけではありません。
バレンタインで様々なタイプのチョコレートが手に入りやすいこの時期、生産地や生産過程にも関心を持ってギルトフリーなチョコレートタイムを楽しみたいですね。