「津波が来ないことを祈っている」注目ニュースは“南海トラフ巨大地震” 津波襲来予想に地元住民は 福島県

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多くのユーザーの関心を集めたのが30年以内に発生する確率が80%程度とされる「南海トラフ巨大地震」に関するニュースです。

国は約10年ぶりに南海トラフ巨大地震を巡り新たな被害想定を公表しました。新たな想定では、震度6弱以上の揺れや3メートル以上の津波の被害が生じる市町村の数は31都府県764市町村に及び、前回の被害想定より増加。死者数は最大で約29万8000人にのぼり、うち7割は津波によるものとされています。

この新たな想定。津波の影響は広範囲に及び、これまで想定されていなかった県内にも津波が襲来するとされています。その高さは最大でいわき市で4メートル、相馬市でも3メートルとされ、最短で地震発生から1時間半後には津波が到達するとされています。

また、人が流され命の危険がある「深さ30センチ以上」の浸水面積は、いわき市で250ヘクタールにのぼり、これは東京ドーム約53個分の面積に相当しますこうした想定に沿岸部にある店からは…

■山六観光 及川真広 営業部長

「東日本大震災では大変な思いをしたんで、もう二度と津波が来ないのが地域の方の望みだと思う。(南海トラフ巨大地震では)東北地方、全国の方が心配していると思うので(津波が)来ないことを祈っている」

今回、明らかになった南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を検討してきた専門家は…

■名古屋大学 福和伸夫名誉教授

「何としても南海トラフ地震の被害を減らさない限り、この国の将来が非常に危ぶまれるということを感じていて、何とか国民の皆さんにそろそろ本気になって対策を進めてほしいと思っています」

今回の被害想定では地震発生時に迅速な避難を徹底すれば、津波の死者数が7割減少するなど被害を減らせるとされています。いつ起こるかわからない巨大地震に対し、日ごろの備えを万全にし、地域で防災意識を高めていくことが今後も重要となりそうです。

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