国税庁から発表された令和5年分民間給与実態統計調査によると、50代男性の平均年収は50〜54歳で平均684万円、55〜59歳で平均702万円であることが分かりました。50代を平均すると、693万円になります。そのため、50代独身男性で年収730万円だと、平均よりも高い数値となります。
50代になると、多くの方が責任ある立場につき、年収にも反映されています。そのため、生活する分にはあまり不安がないといえるでしょう。
次に、婚活において女性が求める男性の年収を紹介します。ナイル株式会社が行った「マッチングアプリ利用者の年収に関する調査レポート」によると、婚活女性が求める年収は400〜500万円が理想との回答が得られています。
上記より、年収においては条件をクリアしていることが分かりました。ただし、ハイキャリア専用の婚活サイトや士業専門の婚活サイトの場合は、より高い年収を求められる可能性もあります。また、婚活サイトでの相手探しだけで不安な場合は他の方法と並行した婚活もいいでしょう。
ここからは婚活サイト以外に活用できる方法を2つ紹介します。
婚活パーティーは、相手と実際に会って話すため、雰囲気や性格などを自分の目で判断することができます。最近は、婚活をメインにせず、地域のPRをかねて観光とセットの婚活パーティーなどが多く、参加するハードルを下げた工夫がされています。
ただし、時間が限られていることから、一人ひとりと対話する時間が少ない可能性があります。
本格的に婚活に取り組みたい場合は、結婚相談所がおすすめです。登録時から婚活コンサルタントがつくことが多く、結婚への意識を客観的に判断し、的確なアドバイスをしてくれます。また、手厚いサポートで信用を感じることができるため、安心して利用できるでしょう。
ただし、他の方法と比較して費用が高額になる点がデメリットとして挙げられます。
婚活を成功させるには、いくつかのポイントを意識した行動がおすすめです。まずは、自分自身を知り、上手にアピールする力をつけましょう。
婚活サイト・婚活パーティー・結婚相談所のいずれも、まず記載しなければならないのは自己PRです。どのようなことが得意で、何が苦手か、自分を分析すればするほど理想の人とのマッチングや結婚成立の可能性が高まるでしょう。
そして、誠実さや清潔さも欠かせません。必要以上に着飾ったり背伸びしたりする必要はありませんが、相手に不快感を与えない見た目や話し方を心がけましょう。
先述より、年収730万円は、婚活女性が求める平均的な年収400万〜500万円を超えており、かつ、50代男性の平均年収は693万円であるため、こちらも平均以上の額であることが分かりました。
婚活にはいろいろな方法がありますが、自分の性格を考え、適した方法でお相手を見つけましょう。どの方法にしても、自然体で楽しく過ごせることが結婚生活では重要なポイントであるといえるでしょう。
国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査−調査結果報告−(21ページ)
ナイル株式会社 マッチングアプリ利用者の年収に関する調査レポート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー