現在、東京湾アクアラインでは、ETC時間帯別料金の社会実験が行われています。こちらは土日祝日の特定の時間帯に激しい混雑が発生していることをうけ、2023年7月22日より時間帯別の料金に格差をつけています。
この社会実験は2025年3月末に終了するわけではなく、2026年3月末まで社会実験が継続することが決まりました。ここからは料金体系がどのように変わるのか説明していきます。
2025年4月1日から新料金に変わりますが、まずは2025年3月末まではどのような料金設定なのか表1・2にて紹介するので確認しましょう。
表1上り線(木更津→川崎方面)の土日祝日のETC時間別料金
出典:東日本高速道路株式会社ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年3月31日まで)をもとに筆者作成
表2 下り線(川崎→木更津方面)の土日祝日、上下線の平日のETCアクアライン割引料金
出典:東日本高速道路株式会社ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年3月31日まで)をもとに筆者作成
2025年3月末までは、下り線の土日祝日の料金は平日の料金と同じでした。
2025年4月1日からは、時間帯別の料金体系が導入されます。これは、特定の時間帯に交通が集中し、渋滞が発生している現状を改善するための取り組みです。2025年4月1日から実行される料金は表3〜5のとおりです。
表3 上り線(木更津→川崎方面)の土日祝日のETC時間別料金
出典:東日本高速道路株式会社 ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年4月1日以降)をもとに筆者作成
このように、混雑が予想される13時〜19時の時間帯は料金が引き上げられ、深夜帯など交通量が少ない時間帯は料金が引き下げられます。
表4 下り線(川崎→木更津方面)の土日祝日のETC時間別料金
出典:東日本高速道路株式会社 ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年4月1日以降)をもとに筆者作成
下り線でも、混雑が予想される5時〜7時の時間帯は料金が引き上げられています。これは、早朝の交通集中を緩和するための措置です。
表5 平日(上下線共通)の料金
出典:東日本高速道路株式会社 ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年4月1日以降)をもとに筆者作成
平日の料金は4月になっても変更はありません。平日に利用する人にとっては、影響がないといえるでしょう。
新たな料金体系の導入により、上り線・下り線ともに時間帯の区切りの数が多くなりました。また、特定の時間帯に通行する際の料金が大幅に変動します。例えば、土日・祝日の13時〜19時に上り線を普通車で利用する場合、現在の1200円から1600円に値上げされます。
これは、混雑時間帯の利用を避けることで、交通の分散化を図る狙いがあります。一方、深夜帯や早朝など、交通量が少ない時間帯に利用することで、割安な料金で通行することができます。利用者は、自身のスケジュールに合わせて、最適な時間帯を選択することで、コストを抑えられるでしょう。
2025年4月から、東京湾アクアラインのETC料金は時間帯別の変動幅が拡大します。特に混雑が集中する土日・祝日の13時〜19時の上り線は値上げされる一方、深夜や早朝は割安になります。下り線でも新たな時間帯別料金が導入されるため、利用者は事前に料金を確認し、コストを抑える工夫が重要です。時間帯をずらすことで割引を活用できるため、スケジュール調整を意識しながら、よりお得に利用しましょう。
東日本高速道路株式会社 ドラぷら ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年4月1日以降)
東日本高速道路株式会社 ドラぷら ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金(2025年3月31日まで)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー