総務省統計局の「家計調査(家計収支編) 単身世帯 2024年」によると、単身世帯の消費支出は月16万9547円が平均額です。また、住居費は、月2万3372円(家賃地代:1万7759円)が平均額とのことです。
家賃が月6万円で手取り18万円の場合、上記の消費支出内に「住居(2万3372円)」が含まれていることを考慮すると、月に約2万6000円分の生活費が不足する計算です。そのため、手取り18万円では生活が苦しくなる可能性があります。
生活費の支払いに困ったときは、支出の見直しや支払い方法を工夫するのが大切です。生活費に困ったときには以下の3つのポイントを見直してみましょう。
固定費の見直しにより、毎月の支払いが節約できると、生活費の負担が軽減されます。固定費は「光熱費」「通信費」「保険料」をまずは見直しましょう。
光熱費
光熱費は、電気やガスを契約している会社を見直すことが大切です。現在、電力会社やガス会社は、自由に選べます。料金やプランを見て、できるだけ安くなる会社に切り替えましょう。手続きがWebで完結するものも多く、簡単に切り替えられる場合もあります。
通信費
通信費は契約している会社やプランを見直しましょう。大手キャリアを利用している方は、利用状況に応じて格安SIMに乗り換えることをおすすめします。ネット環境はほとんど変わらずに、毎月の支払い額を下げられるでしょう。また、使っていない追加オプションなどがあれば解約すると毎月の料金を抑えられます。
保険料
不要な保険に加入していないか、また不要なオプションを追加していないかを見直してください。新生活では、新たに保険に加入される方もいるかもしれません。加入しているその他の保険(生命保険・医療保険など)と一緒に見直しましょう。
固定費を見直した方は、毎月変動する費用も見直すことをおすすめします。ただし、やりすぎは禁物です。固定費以外で節約を頑張りすぎると気持ちが苦しくなり、節約が続かないケースもあります。継続できる無理のない範囲で、節約することを意識してください。
食費
外食やお惣菜の購入が多い方は、できるだけ自炊する回数を増やしましょう。飲み物はマイボトルを持参する、ご飯は炊いておかずはお惣菜を買うなどの工夫が効果的です。忙しいと、外食やお惣菜を活用する機会が増えますが、できる範囲で自炊をしましょう。
交際費
飲み会が多い方は、参加する回数を決めるようにすることをおすすめします。飲み会は、回数が多いと生活費を圧迫します。またタクシーでの移動や宿泊が伴う場合は、さらに支出が増えます。飲み会に参加するときは、公共交通機関を利用すると決め、終電までに帰宅することを意識しましょう。
医療費
体調不良のときは医療機関の受診が大切ですが、健康的な生活を意識することで、医療機関の受診を減らし医療費の抑制につながります。
実家から離れて1人暮らしになると、外食の増加による食生活の乱れや、生活リズムの崩れが起こりがちです。そのような状況が続くと、健康に影響が出るかもしれません。食事のバランスを考え、適度な運動を心掛けましょう。
現金払いが多い方は、キャッシュレス決済を活用することもおすすめです。クレジットカードやQRコード決済で支払いをすると、購入額に応じてポイントが付与されるケースが多いです。サービスによって異なりますが、貯まったポイントは支払いの際に使用できる場合があります。
キャッシュレス決済は、一般的に現金払いよりもお得に買い物ができる反面、知らない間に使いすぎてしまうこともあるため注意しましょう。
家賃が6万円の場合、手取り18万円では毎月の生活費が3万円近く不足する可能性があるかもしれません。支出や支払い方法を見直すことで、節約やお得な買い物につながります。生活費に困ったときは、今回ご紹介した方法を試してみましょう。
e−Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2024年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号1(実数,構成比,増減率,寄与度) 単身世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー