高齢夫婦「通話料未納分を振り込まなければ...」架空請求詐欺では?被害防ぐ

 スマートフォンで通話しながらATMを操作する高齢夫婦に声をかけ、「架空請求詐欺」を未然に防いだとして、田村署は16日、田村市の会社員伊藤麻美さん(57)と郡山市の会社員渡辺知恵子さん(46)に署長感謝状を贈った。

 同署によると、伊藤さんは6日午後6時ごろ、田村市内の銀行に訪れ、通話をしながらATMを操作する高齢夫婦を見かけた。2人の様子が気になり声をかけたところ「NTTの通話料金の未納分10万円を本日中に振り込まなければいけない」との話だったため、詐欺を疑い、説得を試みた。渡辺さんは現場に居合わせ、伊藤さんに協力。近くの駐在所に駆け込み、詐欺被害を未然に防ぐことができた。

 同署によると、高齢夫婦のスマートフォンにNTTをかたり通話料金の未納を伝えるショートメールが届き、文中に記載された電話番号に連絡をしたことで詐欺に巻き込まれたという。

 贈呈式は同署で行われ、角田亮一署長が伊藤さんと渡辺さんに感謝状を手渡した。伊藤さんは「被害に遭わなくて本当に良かった」と話し、渡辺さんは「自分の家族も気を付けなければいけない」と述べた。

地域の主要なニュース

地域のニュース一覧へ

関連ニュース

ニューストップへ