福島県大玉村と南米ペルー・マチュピチュ村の友好都市締結10周年を記念し、大玉村出身でマチュピチュ村の初代村長を務めた野内(のうち)与吉の功績を紹介するプレートが制作された。プレートは近く現地に輸送され、両村の友好の証しとしてマチュピチュ村に設置される。
大玉村、野内の子孫らでつくる野内与吉顕彰会、村国内外交流協会が野内与吉顕彰プレート制作実行委を作りマチュピチュ村の了承を得て企画した。クラウドファンディングで制作費用を募ったほか寄付者もおり、総勢で300人以上の協力で計417万9500円が集まった。
プレートには、野内の写真や紹介文が日本語やスペイン語、英語で記載されている。ほかにも、幸運の象徴とされるハチドリや、両村の観光情報などにつながる2次元コードが印刷されている。
野内文孝実行委員長(77)は「現地の反応が楽しみ。与吉さんを少しでも多くの人に知ってもらう機会にしたい」と話した。与吉のきょうだいの孫で本宮市の自営業野内尚(たかし)さん(64)は「多額の寄付があり、素晴らしいプレートが仕上がった」と感謝を述べた。尚さんは7月に現地を訪れ、プレートと土台の埋め込み作業などに立ち会う予定。除幕式は10月に予定されている。尚さんは「プレートを機に両村だけではなく、ペルーと福島や日本の交流がさらに広がるきっかけになってほしい」と期待を膨らませた。