福島県平田村は同村の道の駅ひらたについて、早ければ2030年4月にも移転する方針を固めた。同道の駅は国から「防災道の駅」に選定されており、村は防災機能などの充実を進める。今後は関係機関でつくる検討委員会を設置し、年内を目標に移転を前提とした再整備基本計画を策定する。
本県で同じく防災道の駅に指定されている道の駅猪苗代(猪苗代町)を参考として、現在の約8300平方メートルから敷地を拡張し、ヘリポートや防災倉庫を設ける構想だ。
また、現在の駐車場は60台分と猪苗代の約3分の1にとどまる。村は駐車台数を増やし、緊急時に自衛隊などの車両を受け入れる態勢を強化する方針。詳細な予定地は未定だが、あぶくま高原道路や幹線道路への接続を考慮し、現在地に近い場所を軸に検討する。
村によると、繁忙期などは施設に接する国道49号の混雑が課題となっており、混雑回避に向けた新たな動線を確保したい考え。計画を策定するに当たり、現在の建物や土地の利活用策なども議論する。
村の担当者は「計画が定まれば全体の事業費も見えてくる。財源は国の交付金を活用し、村の負担を1〜3割程度に抑えたい」としている。
道の駅ひらたは2009年に開所。5月に道の駅猪苗代に次いで県内2カ所目の防災道の駅に選ばれた。