生成AIと熟練の職人とのコラボで、彩り豊かなクラフトビールが誕生しました。
ピンクや青など、色鮮やかな飲み物が入った4つのグラス。
実は全てビールです。
28日に発表されたのは、NECとクラフトビールメーカー・コエドブルワリーが手掛けた「人生醸造craft」。
20代から50代の各世代の特徴や価値観を表現しています。
このオリジナリティーあふれるビールを造ったのは。
NECデータサイエンスティスト・浅見隆太さん:
今回は、AIと職人がコミュニケーションをしながら共創できるというところが新しいところ。
NECが開発した生成AIを活用して作られた、AIエージェントと職人とのタッグで実現しました。
「20代から50代をイメージしたビールのレシピを作成して」と指示をすると、AIエージェントが各世代の特徴を分析。
同時にクラフトビールメーカー社内のノウハウや世界中のデータをまとめ、レシピ案を作成します。
そこから、職人たちがAIとチャットしながらブラッシュアップし、今回の4種類のビールを生み出しました。
20代のビールは、桃の味がしてフルーティーでフレッシュな味わい、40代のビールは、少しスパイシーで40代の円熟味を感じる味わい、また、30代のビールは青色で緊張感を癒やしながらも、お米が作り出すきれ味でさまざまな食事と調和する味わいに。
いくつもの波を乗り越えてきた50代のビールは深みのある赤色で、モルトとカラメルの香りを感じる1杯となりました。
AIエージェントを利用することで、従来のビール製造と比べ、40%の工数削減に成功したという今回のプロジェクト。
コエドブルワリー・朝霧重治社長:
実際、AIとのやりとりというところがまさに1人、ビールを造るチームに新たな人材が入ってきて、考えた提案をチーム内で議論していくみたいな感じだったので、新しい仲間が増えたみたい。
このビールは6月から出荷予定で、大阪・関西万博でも展示されます。