フジテレビは一連の問題を受け臨時株主総会と取締役会を開き、経営陣を大幅に刷新。日枝取締役相談役が退任したことを発表しました。
27日午後5時過ぎ、取材に応じたフジテレビの清水賢治社長とフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の金光修社長。
注目された日枝久取締役相談役の進退について、FMH・金光社長は「(日枝氏)本人からフジサンケイグループの代表は『辞任する』という申し出があった」と説明しました。
──退任にあたり日枝氏から具体的な言葉は?
FMH・金光修社長:
良い形になっていけばいいなということですよね。経営の刷新をしていきたい、いくべきだと、今の状況・風評を含めた形の状況はいかんともしがたいと思っていると思う。刷新することに関して我々が主体的に決めたものに関して、何かを言うこともなく頑張ってやってほしいと。
フジテレビを巡る問題で沈黙を続けてきた日枝氏。
今後、会見をする予定について問われると…。
FMH・金光修社長:
それは我々が決めることではないので、ご本人がそういう意思を持たれたらそういう場を設けるでしょうし、そうでなければ設けないということだと思う。
日枝氏の退任を判断した理由については…。
FMH・金光修社長:
平均年齢高いんではないかということを含めて刷新をしようという大きな考え方がありますので、その中で日枝は新しい指名の中に入らないという選択をしたということに他ならない。
フジサンケイグループ代表も辞任する日枝氏。
今後の日枝氏の影響力について問われると…。
──今後“院政”のような形にならないのか?
FMH・金光修社長:
私の印象として、もしそういう懸念があるなら、こういう形で人事はできなかったと思いますよ。だからそれがもう証しだと思いますけどね。影響は受けてないですから、人事をつくるにあたって。
──このタイミングの退任に対して所感は?
FMH・金光修社長:
41年間の振り返りをほんのわずかな数秒で答えることは私の能力ではできません。日枝に対しては、本当に長い間お疲れさまでしたという気持ちでいっぱいであります。
そして、4月以降のスポンサーの見通しについて清水社長は…。
フジテレビ・清水賢治社長:
4月以降のことにつきましては、まだはっきりと見えているものではありません。継続についての判断を締め切りはありましたけども、約7割弱のスポンサーの方が今、判断保留ということです。
新しい経営陣は取締役の数を22人から10人に減らし、女性取締役の比率を3割以上、また50代以下の新たな起用を進め信頼回復に臨みます。