おままごとって、女の子の方が積極的に遊びたがるイメージではないでしょうか。しかし、今や女性も外で働くようになり、男性も家事をするのが当たり前の時代。男の子も幼少期からおままごとをしておくことで、大人になったときにスムーズに家事ができるようになると聞いたこともあります。今回は私の友人A子から聞いたお話。男の子がおままごとをするのをよく思わない姑を、おままごとが大好きな3歳の息子がスカッと撃退したエピソードをご紹介します。
おもちゃの大きめキッチンをプレゼントA子には3歳の息子がいます。A子の息子はごっこ遊びが大好き。3歳の誕生日には本人たっての希望で、おもちゃのキッチンをプレゼントしました。
キッチンをもらってからというもの、息子は毎日かかさずおままごとをして遊ぶように。おもちゃの野菜を切り鍋に入れて料理を作ったり、お皿に盛り付けて食べるマネをしたりするのがとても楽しいようで、A子も「プレゼントしてよかった!」と思っていました。
おままごとが不満? な姑A子の姑は、同じ市内に住んでいます。そのため、月に1~2回は孫の顔を見にやってくるのですが……。姑がA子の自宅に遊びに来たとき、「男の子なのにおままごとしてるの?」「大丈夫なの?」と要らぬ心配をしてきたのです。
姑は、「男の子といえば恐竜や乗り物、外遊びなどが好きでないとおかしい」、「おままごとに熱中しているのが信じられない」と思っているようでした。
姑がほかのことに息子の気を引こうとするも……しかし今の時代、大人になったら男も女も料理をするのが当たり前なので、A子は小さいうちからおままごとをするのはむしろいいことだと思っていました。何でも自分のやりたいことをやってほしいと考えていたのです。
姑はそんなA子の意見には耳を貸さず、「ばあばと外で遊ぼう!」「おままごとは女の子がすることだよ」と何度も何度も息子に話しかけていました。息子はおままごとに集中できなくなり……。
いきなり息子は、「ぼくはおままごとがやりたいの!」と大きな声で姑に向かって叫びました。姑はびっくりして「そうか、ごめんごめん、おままごと楽しいものね」と最後は諦めモードに。
自分の意見をしっかりと言える息子を誇らしく思ったA子でした。
子どもは大人のマネをするのが大好きですよね。きっとA子の息子も、ママのマネをしているだけなのでしょう。子どもの頃の遊びを大人が決め過ぎないことも大切なのではないかと思いました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K