トレンドしっかり押さえてます。
本日、キヤノンからミラーレスカメラの新機種「EOS R50 V」が発表されました。発表会で触ってきましたので、ファーストインプレッションをお届けします。コンパクトで軽くて、それなのにハイクオリティな動画が録れる、トレンディなカメラでした。
エントリー機とは思えない動画性能基本性能はというと、有効画素数約2420万画素のAPS-C CMOSセンサーに、常用ISO感度が100〜32000。映像エンジンはDIGIC Xです。本体の重量はレンズ抜きで約370g。キットレンズの「RF-S14-30 IS STM PZ」が約181gなので、レンズ込みで約551g。手にしてみると、思いのほか軽くてビックリします。
手にすると思ったよりも軽いこの機種は、動画性能を追求したエントリーモデルという位置付け。そのため、動画性能はエントリーとは思えないほど充実。クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K30P動画撮影に対応するほか、クロップしての4K60P動画も撮影可能。さらに音声ありのフルHD120P撮影も行なえます。
YCC422 10bit対応で豊かな階調表現が可能ですし、スローモーションや倍速撮影が簡単に行なえる「スロー&ファストモーション動画」機能も搭載。そして、EOS Rシステムでは初搭載となる14種類のカラーフィルターを搭載し、多彩な表現も可能にしています。
そのほかにも、「CINEMA EOS SYSTEM」に搭載されているプロ向け画作り機能「カスタムピクチャー」を搭載したり、USB-CケーブルでPCと接続すればすぐにライブ配信ができるなど、エントリー機なのにプロ向けの動画性能を備えた、本格派なんです。
フラットデザインが印象的 本体前面に「REC」ボタンを配置 動画撮影中は赤いタリーランプが点灯EOS R50 Vは動画を追求した機種ということで、本体のデザインもこれまでのEOS Rシリーズとはちょっと違います。本体前面にある「REC」ボタンや、動画撮影をしているときに光る「タリーランプ」があったりします。本格的ー。
本体底面だけではなくグリップ部にも三脚穴、あります 縦位置with三脚も楽チンまた、グリップ部にも三脚穴があります。つまり、三脚に取り付けての縦位置撮影がしやすいということ。今は動画も縦位置の時代ですからね。
上面ダイヤル部はフラットになっている モードダイヤルは動画メイン。ライブ配信用ボタンもある。シャッター回りにはズームレレバーありコンパクトなデザインなんですが、そのコンパクトさを際立たせているのが、フラットデザインの採用でしょう。本体上面のダイヤル部分がフラットになっているので、バッグ内の収まりもグッド。このフラットさ、見ているとちょっとクセになりそう。フラットっていいね。
マイクは3マイク構成となっており、カメラ内部のノイズを効果的に低減する手のひらに収まるサイズ感なので、片手で持って自撮りするのも簡単。気軽に本格的な動画が録れる、まさにクリエイター向けのカメラという感じです。
端子類。HDMI端子もあります ケーブルを挿した状態で液晶を開いても干渉しないが、液晶の回転はできない RFレンズ初のパワーズーム搭載キットレンズとなっている「RF-S14-30 IS STM PZ」は、RFマウントレンズでは初のパワーズームを内蔵。本体のズームリングからだけではなく、カメラ本体のズームレバーやリモコンによるズーム操作も可能。もちろん、ズーム時の音も静かなので、動画にノイズが入ってしまうこともありません。
レンズのズームリングを「T」側に回転させると望遠に 「W」側に回せば広角に。グリグリ回す必要がないのでスムーズにズーム操作ができるまた、このレンズはズームをしても全長が変わらないインナーズーム機構を採用。ズームにより重心が変わってしまうことがないので、ジンバル撮影でも快適です。
結構お手頃価格。これは心がグラつくね Photo: 三浦一紀さて、気になるお値段です。EOS R50 Vのボディ単体は11万3300円、EOS R50 V・RF-S14-30 IS STM PZレンズキットは14万800円(キヤノンオンラインショップでの価格)となっています。意外とお手頃ですね。最近、カメラも高くなったなーと思っていたのですが、これは良心的な価格。ちょっと心がザワッとしました。お迎えしちゃおうかしら…。
なお発売日は、2025年5月下旬の予定となっています(RF-S14-30 IS STM PZの単体発売は2025年7月下旬)。すでにキヤノンオンラインショップでは予約が始まっていますので、気になる方はチェックしてみましょう。
コンパクトで機動力抜群の動画に強いミラーレス。なんだか、今の時代にピッタリなカメラだなと思いました。
Photo: 三浦一紀
Source: キヤノン