「ヤバイ、集団脱走」 鮮魚店で8割のパックが破られる珍事件→まさかの“犯人”とは

「どれだけ新鮮なんだろう?」――岩手県陸前高田市にある荒木鮮魚店の幸丸(@skanayaneko)さんがX(ツイッター)に投稿した写真が、大きな話題になっています。ショーケースに並んでいるのは、パック詰めされた毛ガニ。しかし、ケースの中にはまさかの光景が広がっていました。24万件もの“いいね”を集めた投稿について、投稿者さんの息子のあらきゆうきさんに、詳しいお話を伺いました。

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フィルムを破って逃げようとする毛ガニに24万“いいね”

「ヤバイ、集団脱走」

 そんなコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには鮮魚用の冷蔵ショーケースが写っており、中にはパック詰めされた毛ガニが並べられています。

 ところが、よく見ると、ショーケース内をたくさんの毛ガニがうろうろしている様子。パッキングされた16個のトレーのうち、なんと13個で脱走が確認できます。

 ショーケースの正面には「カニ ラップを破ってしまいます!! 直しますので声をかけてください」という注意書きも。どうやらよくある光景のようですが、あまりの活きの良さに、買いにきたお客さんは驚いてしまいそうです。

 わんぱくな毛ガニの姿は、Xで24万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「これはすごい(笑)」「活きが良い証拠ですね」「アクティブすぎる〜」「どれだけ新鮮なんだろう?」など、さまざまな声が寄せられています。

毛ガニの脱走劇を楽しみにしているお客さんも

 新鮮な海の幸を求めて、全国各地から多くのお客さんが訪れるという荒木鮮魚店。毛ガニは店頭に並ぶ前日にパック詰めされ、ショーケースの中で冷蔵保存しているそうです。話題の一枚が撮影された日は、いつもより店頭に並ぶ予定の数が多かったため、壮観な光景が広がっていたといいます。

「ショーケースの中は冷蔵状態がずっと続いているので、時間が経っても鮮度は保たれています。また、しっかりガードしているため、毛ガニがショーケースから落ちることもありません」

 こうした毛ガニの脱走劇は「割とよくある」とのことで、それを見るのを楽しみに足を運んでくれるお客さんもいるとか。今回の毛ガニの脱走ぶりを見て「今日のカニも活きが良いなと思いました」と、ゆうきさんは振り返ります。

「脱走していない毛ガニもいましたが、ただ脱走していないだけで生きているため、ほかの毛ガニと鮮度は同じです。カニにも性格があり、活発な個体もあれば、おとなしい個体もあります。毛ガニが脱走しないように、紐などで縛って動かないようにする方法もありますが、活きの良さを実際に目で見て楽しんでもらうためにも、パック詰めをしています」

 脱走した毛ガニたちは、もう一度重さを量り、新しいトレーとフィルムを用意してパック詰め直されています。毛ガニの大きさなどによって価格は変動しますが、この日は100グラムあたり598円で販売され、350〜600グラムほどの毛ガニが並びました。

 同店の毛ガニは生で刺身にしても食べられますが、ゆうきさんのおすすめの食べ方はボイルだそう。「そのほうが、甘みが出ておいしいです。毛ガニはカニのなかでもカニみそが多いので、カニみそも味わってほしいですね」と教えてくれました。

 世界3大漁場のひとつ、三陸沖に位置する陸前高田市。親潮と黒潮に加え、山に積もった雪解け水を含んだ栄養のある海で育った魚介類が、毎日水揚げされています。ゆうきさんは荒木鮮魚店のXアカウント(@Arakisengyo_yu)やインスタグラムアカウント(arakisengyo_yuki)で、陸前高田市で獲れた海の幸の魅力を発信。毛ガニはもちろん、店頭に並ぶ新鮮な魚などの情報も知ることができますよ。

Hint-Pot編集部

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