大谷翔平、21世紀初の快挙へ米本土で再始動…10日越しの連発挑む本拠タイガース戦、「ベッタニマン」初共闘へ

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日午後4時10分(日本時間28日午前8時10分)から21世紀初の2年連続ワールドシリーズ(WS)制覇へ再始動する。東京シリーズを経て、米開幕戦となる同日の本拠地・タイガース戦から25年シーズンが本格的にスタート。19日のカブス戦(東京D)で今季1号ソロをマークした大谷には、ドジャースタジアムまで移動距離約4000キロを股に掛け、“10日越しの2戦連発”の期待がかかる。

 日本中が熱狂した余韻も冷めやらぬまま、今度は全米での“ショータイム”が開演する。ドジャース初となるWS連覇をかけた大谷のシーズンが本格的に始まる。27日(同28日)に本拠タイガースを迎える米国開幕戦。18、19日にカブスと対戦した東京シリーズの日本での平均視聴者数は全プラットフォーム合計で2400万人を超え、最高記録を更新。「MLB史上最大の国際イベント」から約4000キロの長距離移動をこなし、難敵との対戦から再び歩を進める。

 タ軍先発は昨季サイ・ヤング賞左腕のスクバル。大谷も通算6打数無安打だが、昨季は8月の自身と愛犬デコピンのボブルヘッドデーに21年サイ・ヤング賞のバーンズ(当時オリオールズ)から先頭打者弾を放っており、注目される一戦での勝負強さは折り紙付きだ。19日に東京で放った今季1号は自身2番目に速い球速99・1マイル(約159・5キロ)を本塁打にした。「何とか1本出てホッとしています」と謙遜しながら、3年連続のMVPへ打者としての調整は順調そのものだ。“10日越しの2戦連発”へ予感は漂う。

 立役者もそろった。ドジャースは東京シリーズを体調不良のため離脱したベッツ、左脇腹痛で欠場したフリーマンも出場できる見込み。大谷を含め「MVPトリオ」が今季3試合目で初めてそろうことが濃厚だ。昨季は3人がそろえば105試合で64勝41敗の勝率6割1分だったのに対し、誰かが欠けた場合は57試合で34勝23敗の同5割9分6厘。ベッツが左手骨折で出場できなかった7月は11勝13敗に終わり、18年4月以来、球団6年ぶりの月間負け越しも味わった。1番・大谷にとっても2人が後ろに控え、簡単に歩かせられない状況となるのは追い風だ。

 この日、MLB公式サイトには同サイトの59人による今季の展望が掲載され、ド軍は2年連続の世界一と予想された。98〜00年のヤンキース以来の連覇は誰もがイメージできる位置にある。(中村 晃大)

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