◆JERA セ・リーグ 巨人6x―5ヤクルト=延長10回(28日・東京ドーム)
本塁を踏む打者を横目に、戸郷はうなだれた。0―0の5回。先頭・サンタナの今季初安打に味方のエラーも絡み無死二、三塁。赤羽に先制の左前適時打を浴びて一気に崩れた。この回4失点。2年連続の開幕投手で5回69球、4安打4失点(自責2)で今季初勝利はつかめなかった。「いいテンポでいく中で失点をしたのは反省。落ち込みましたけどチームに感謝しかないですし、僕ももっと気持ちを入れてやっていきたい」と目線を上げた。
2025年の一投目は146キロの直球。ファウルにはなったが、先頭・西川を一ゴロに打ち取るなど3者凡退。2Kのみも最速148キロの直球にフォークなどで4回まで完全投球を披露した。2回1死一、二塁の今季初打席では「早く帰ってきてほしいって意味を込めて」と丸の登場曲「夜をこえて」を使用して奥川から左前安打も放った。阿部監督からはベンチで「切り替えて次だよ」と頭をポンポンとたたかれた。「気合を入れてやっていきます」。エースとして重圧に打ちかっていく。(水上 智恵)