高岡市万葉歴史館(同市伏木一宮)で、ササが花を咲かせている。ササは毎年開花するものではなく、同館は「1990年の開館以来初めてではないか」と驚いている。
ササはロータリー近くに植えられており、職員が19日夕に開花しているのを確認した。小さな黄色いおしべが外に出ている状態で、花粉を飛ばしている。
県中央植物園の高橋一臣展示園課長によると、ササ類メダケ属の一種とみられる。ササ類は数十年から百年以上にわたって地下茎による繁殖を繰り返した後、一斉に開花して枯れる特徴がある。
堂故真二副館長は「珍しい開花を見て楽しんでほしい」と話している。
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ササの花咲く 高岡市万葉歴史館、1990年の開館以来初めて
北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ 2024/04/25 09:46