生まれたばかりの我が子や孫をいつでも見たい…。
そんな、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの思いに応えるサービスを、愛媛大学医学部附属病院が導入しました。
ママがスマホで見つめるのは、生まれてすぐの我が子。
(新生児の母親)
「新生児時期が一番かわいい。育ってもかわいいけど、ずっとかわいいけど、一生に一度のこの時期はかわいい」
愛媛大学医学部附属病院が導入したサービスでは、生まれて間もない新生児のベッドに設置されているカメラから映像配信され、専用カードに記載されたQRコードを読み込むと、いつでも・どこでも視聴できます。
(新生児の母親)
「帝王切開で出産したので1日目は少し動けない。それを考えると、生まれたばかりの赤ちゃんの新鮮な映像を見れるのはすごくありがたい」
「ずっと寝ていると思っていたら、意外ともぞもぞして、いろんな顔をするのだと思った」
そして、「術後どうしても痛くてしどいと思うけど、赤ちゃんの映像で気が紛れて痛みが和らぐ気がした」と語ってくれました。
仕事などで会いに来られないパパも、スマホを見てメロメロなんだそう。
ITV(新生児の母親)
「(パパは)大洲から見ることはできないので、1日ずっと見続けれらる時間があったのでよろこんでいた」
この「babyeets(ベビーツ)」というサービスは、去年12月、愛媛大学医学部附属病院が導入しました。
開発したのは、岡山市に本社を置く医療器材の専門商社カワニシです。
ITV(カワニシ・大輝祥之常務)
「私たちは、子どもや家族を大切にできる社会を創りたいという理念のもと、babyeets(ベビーツ)を開発した」
「お母さんひとりだけでなく、家族みんなで支えあう気持ちが育まれることを願っている」
愛媛大学医学部附属病院の杉山隆病院長も、このサービスが親子のさらなる愛着形成につながればと期待します。
ITV(愛媛大学医学部附属病院・杉山隆病院長)
「愛着形成はとても大切で、愛情をもって赤ちゃんが育つことも大事だし、お母さんや親御さんも、子に対して愛情を感じるこのつながりが有効なのでbabyeets(ベビーツ)を取り入れた」
(愛媛大学医学部附属病院・杉山隆病院長)
「きっと、家族の愛情の豊かさにつながり、赤ちゃんが健やかに将来成熟した大人になることにつながる。この超少子高齢化の時代にいい若者が育って、全体が元気になることを期待している」
babyeets(ベビーツ)では最大30日間のライブ映像の配信に加え、その映像などを使って4分ほどのメモリアル動画を作成し、家族に提供しています。
カワニシによりますと、今年6月以降、神奈川県内の病院でサービスが導入されるほか、愛媛県内の公立病院でも導入が検討されていて、子や孫への愛情形成を後押しするということです。