ハースF1は、オコンとベアマンをどう扱う? 小松礼雄代表「ニキータとミックのコンビとは違いますよ……」

 ハースF1の小松礼雄代表は、2025年シーズンが始まる前までに、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンの”同士討ち”を避けるための明確なルールを設けるつもりだと語る。

 ハースは2025年シーズン、ドライバーラインアップを一新。アルピーヌから移籍してきたオコンと、フル参戦デビューとなるベアマンのコンビということになる。

 オコンは2016年シーズン途中でマノーからF1デビューを果たすと、その後フォースインディア/レーシングポイント、ルノー/アルピーヌと渡り歩き、今季ハースに加入した。しかしオコンは、チームとして扱いやすいドライバーではない。

 フォースインディア在籍当時、オコンは当時のチームメイトだったセルジオ・ペレスと、何度か緊迫した状況を生み出したり、接触したこともあった。またアルピーヌ時代にも、チームメイトのフェルナンド・アロンソから何度も怒りを買った。

 ハースとしては、オコンがベアマンとうまくやっていくためにどうすればいいのか、それは重要なこととなるだろう。小松代表はこれについて「交戦規定は、初日から完全に明確でなければならない」と語った。

「最初のレースの前には、それが明確にされるでしょう。それによって、チームメイト同士での接触やリタイアは起きないと思います」

「でもそれは良いことです。一所懸命レースをしなければいけません。しかし去年を振り返ってみると、ケビン(マグヌッセン)はハードなレーサーで、ニコ(ヒュルケンベルグ)との間でオーストリアでは問題になりそうでした。それは、ピットストップのタイミングなどに関して、チームとして完璧ではなかったことが一因でもありました」

「チームとして、そういう混乱を起こすべきではありません。でもチームメイトとしてお互いを理解していれば、交戦に関する規定は完全に明確になるでしょう」

 なおハースは2021年、ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンのラインアップで戦った際に、コース上で度々チームメイト同士のバトルが発生。接触したこともあった。このことが、今季を迎える上で”学び”になるかと尋ねられると、小松代表は次のように語った。

「ニキータとミックは、参考にすべき例ではないと思いますよ(笑)。もしあのコンビに戻らなければいけないとしたら、困ったことになります(笑)」

「チームの対応としても、その2021年に戻ることはないと思う。真面目な話、昨年の運営方法、チームとしての改善方法、昨年の良かった点、昨年の改善点を考え、その教訓を今年に活かせばいいと思っています。時代も、力関係も、そしてドライバーも、2021年とは全く違うんですから」

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