ローソン、その胸中明かす。レッドブルの決定は「予想外のことだったし、正直ショックだった」

 リアム・ローソンはレッドブルでわずか2グランプリを戦っただけでレーシングブルズに降格させられたことにショックを受けたと胸中を明かした。

 ローソンがオーストラリアGPと中国GPで苦戦を強いられたことで、レッドブルは早急なドライバー交代が必要だと判断。レーシングブルズの角田裕毅にレッドブルでのチャンスを与えた。

 一方、ローソンはレッドブルで失った自信を取り戻し、F1キャリアを再び軌道に乗せるべく奮闘することになるが、レーシングブルズでの再スタートは望んでいたものではないのは間違いない。

「正直、ショックだった」と、ローソンは『Sky Sports』に語った。

「予想外のことだった。僕たちはディスカッションもしていたけど、それもこういう方向(ドライバー交代)には傾いていなかったんだ。だからこれは間違いなく、僕が予想していた類のモノではなかった」

 昨年、セルジオ・ペレスがパフォーマンスを発揮できず、コンストラクターズタイトルを失ったレッドブル。マックス・フェルスタッペンとペレスのポイント差は285ポイントもあったが、マクラーレンとレッドブルの差は77ポイント。いかにペレスの不振がタイトル争いに響いたかが分かる。

 今季はまだ2戦終えたばかりだが、フェルスタッペンが36ポイント獲得したのに対し、ローソンはノーポイント。このペースでふたりのポイント差が開けば、昨年以上に厳しいコンストラクターズタイトル争いを強いられるかもしれない。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ローソンの今後のキャリアや精神状態の重要性を強調しながらも、すぐに結果を出す必要があるという事実が決断の背景にあったと認めた。

「オーストラリアと中国で見たすべてのことを考えると、リアムがかなりひどい影響を受けているのがわかったと思う」とホーナーは『Sky Sports』に語った。

「リアムは才能のあるドライバーだと思う。シーズン半分もあれば、彼はそこに到達できたかもしれない。我々には時間がなかったんだ」

「チーム内のエンジニアたちにとっても、リアムがどれだけ苦悩しているかは明らかだったし、彼の肩にその重荷がのしかかっているのがわかるだろう」

 ローソン自身、自分に与えられている時間が短いことを認識していたが、それにフラストレーションも感じていた。特に開幕2戦はこれまでローソンがドライブしたことがなかったコースであり、オーストラリアGPではマシントラブルでフリー走行1セッションを走れず、中国GPはスプリントフォーマットだったためフリー走行が1セッションしかなかったのだからなおさらだ。

「このマシンのドライビングは難しい。でも、僕たちはそれを調整するプロセスを経ていたんだ」

 そうローソンは付け加えた。

「各セッションに出るたびに、ちょっと未知のものに慣れたり、調整したりしていたんだ。ドライビングスタイルとか、そういうことじゃない。文字通り、調整だった。僕にはその時間があまりなかった」

「でも言うまでもなく、それは僕が決めたことじゃない。僕はこのチャンスを最大限に生かすためにここにいるんだ」

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