レッドブル、角田裕毅のF1マイアミGPスプリント予選SQ1敗退は「彼のせいじゃない」と擁護。ペース面では期待感示す

 F1マイアミGPのスプリント予選でレッドブルの角田裕毅は、18番手とSQ1敗退。翌日のF1スプリントでは追い上げのレースを強いられることとなった。

 しかしレッドブルでモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田のSQ1敗退についてドライバーに非はないと考えている。

 今回がレッドブル昇格後4戦目となる角田。フリー走行1回目を8番手で終え、トップ10入りは手堅いとも考えられた。

 しかし続くスプリント予選SQ1のタイム計測1回目では、トラフィックに悩まされて17番手とSQ2進出圏内につけることができなかった。

 SQ1終盤に向けて2回目のタイムアタックを実施すべく残り2分というところで再びピットアウトした角田だったが、ターン17にかけてチームメイトのマックス・フェルスタッペンらとより良いトラックポジションを探りあう中で、チェッカーフラッグが振られるまでにコントロールラインを越えられず。タイム更新を狙うチャンスを得られないまま18番手でスプリント予選を終えることとなった。

 SQ1終盤では、アルピーヌのジャック・ドゥーハンやハースのオリバー・ベアマンなども同様の理由でアタックできなかった。特に角田としては、接触リタイアに終わった前戦サウジアラビアGP決勝から歯車が噛み合わない展開が続いている。

 しかしマルコは、角田がSQ1敗退を喫したのは不運だったとして、ペースそのモノはあったと考えている。

「今回はスプリント週末だから、まだ何かあるはずだ。彼のせいではない。先行車がまたもゆっくりと隊列を作っていたから、少し遅れてしまった」

 マルコはスプリント予選終了後、ServusTVにそう語った。

「彼は2〜3秒の差で(アタック開始を)逃してしまったと思う。ペース的に彼は実際、上に行けていたはずだ」

 なおレッドブルは、マイアミGPのスプリント予選ではフェルスタッペンをもってしても、メルセデスの新人アンドレア・キミ・アントネッリ、マクラーレンの2台に続く4番手だったが、マイアミGPに投入した最新フロアアップデートについては少なくとも機能しているようだ。

 アップデートの効果についてマルコは次のように説明した。

「新しいフロアをまだ装着していないユウキと比較して、マックスはアンダーステアが少ない。まだアンダーステアが残っているが、傾向としては正しい方向に向かっているようだ」

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