ブエミが6年ぶりのトップチェッカー! 日産ローランドが2位。次戦は東京|フォーミュラEモナコE-Prix レース2

 5月4日(日)に行なわれたフォーミュラE第7戦モナコE-Prixの決勝レースではセバスチャン・ブエミ(エンビジョン・レーシング)が優勝した。

 F1のモナコGPと同じレイアウトのモンテカルロ市街地サーキットで開催されたモナコE-Prix。今年はダブルヘッダー開催となり、ドライバーラキング首位につける日産のオリバー・ローランドは急速充電システム”ピットブースト”が導入された前日の第6戦で勝利を収めると、翌日の第7戦でも好調さをキープし、天候が一転し雨が降りしきる中、予選でポールポジションを獲得した。

 ピットブーストのない29周の決勝レースを前に雨は上がったものの、路面は依然としてウエット。難しいコンディションの中スタートを迎えた。

 各車慎重な蹴り出しでローランドは難なくホールショットを決めた。2番手にマヒンドラのニック・デ・フリーズ、3番手にDSペンスキーのジャン-エリック・ベルニュが続いた。

 レース1とは異なりレース2では序盤からアタックモードを積極的に起動するドライバーも多く、ベルニュは最高出力350kW&四輪駆動を活かし、5周目にアタックモードを温存するローランドを交わして首位に立った。

 7周目には、ポルティエでヤマハのルーカス・ディ・グラッシがアンドレッティのジェイク・デニスに仕掛けたところで止まりきれずにクラッシュ。マシン回収のため、一時的にフルコースイエロー(FCY)が提示された。

 FCYはすぐさま解除されたものの、13周目にはセーフティーカー出動。アンドレッティのニコ・ミュラーがマセネでウォールの餌食となり、マシンを止めたためだ。

 レースは15周目から再開。セーフティーカー出動によって各車は1列縦隊で走ったが、後半にかけてアタックモードの活用によって順位も大きく変動していった。その中でブエミやニック・キャシディ(ジャガー)らもひとつひとつポジションを上げ、上位争いに加わった。

 ローランドは18周目にようやくアタックモード1回目を起動。ベルニュ、デ・フリーズと激しい首位争いを繰り広げ、翌周にトップへと返り咲いた。ただレース1のようにそこから逃げ切るという展開にはならず、デ・フリーズが2回目のアタックモードを使用してローランドを交わし、さらにブエミがデ・フリーズもろとも攻略して首位に立った。

 その後トップのブエミは2番手ローランドに対して4秒以上のギャップを形成し、そのまま優勝。2019年ニューヨークE-Prix以来のトップチェッカーでシリーズ最多となる14勝目を挙げた。

 ローランドは2位で優勝は逃したものの、ポイントを115点まで積み重ね、ドライバーズランキング2番手につけるポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに対するリード48ポイントとした。

 14番手から驚異の追い上げを見せたキャシディは、レース終盤までバッテリー残量で優位に立っていたものの、ダ・コスタから激しいプレッシャーに晒された。そしてなんとかこのポジションを守りきり、今季初の表彰台を掴んだ。

 次のラウンドは東京E-Prix。フォーミュラEが土日開催のダブルヘッダーにパワーアップして日本に帰ってくる。

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