神奈川県内で昨年発生した交通事故のうち、65歳以上のドライバーの運転が原因となった交通事故(高齢運転者事故)の割合が23・5%に上り、過去10年間で最多となったことが県警のまとめで分かった。そのうち6割は交差点やその付近で発生していた。脇見運転や安全不確認に加え、ハンドルの操作ミスやペダルの踏み間違いも多く、県警は「身体機能に応じて安全運転を」と注意を呼びかける。
県警交通総務課によると、交通事故の発生件数が減少傾向の中、高齢運転者事故の発生件数も2015年(5149件)から同じく減少傾向にあるが、その割合は同年の19・5%から少しずつ増加してきている。
昨年の高齢運転者事故の発生件数は4438件(前年比196件減)で、負傷者5068人、死亡者17人。状況別では「右左折時」が1008件と最多で、そのうち右折車両と直進車両がぶつかる「右直事故」が406件で4割を占めた。さらに「追突」734件、「横断歩道横断中」496件となった。