「電子マネー5万円分をカードで」理由聞くと… 特殊詐欺防止、滋賀のコンビニ副店長に感謝状

 滋賀県警甲賀署は、高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだとして、コンビニエンスストア副店長の薮中きらりさん(23)に感謝状を贈った。

 同署などによると、薮中さんは4月14日、滋賀県甲賀市甲南町の「ローソン甲南野尻店」に来店した60代後半の男性から「電子マネー5万円分をクレジットカードの支払いで購入したい」と尋ねられた。現金でないと購入できないと伝え、購入理由を聞くと、男性は「パソコン画面に『ウイルスに感染した』と表示があり、連絡先に電話したら『修理代として5万円が必要』と言われた」と答えた。

 男性が電子マネーの購入についてよく知らない様子だったのを不審に思った薮中さんは、自宅に現金を取りに戻って再び来店した男性に「詐欺被害に遭っているのではないですか」と声をかけた。男性は信じられない様子だったが説得を受けて購入を思いとどまり、駆けつけた甲賀署員から説明を受け納得したという。

 5月30日に橋本登署長から感謝状を受け取った薮中さんは「地域の人が安心できる店づくりに努めていきたい」と話していた。

地域の主要なニュース

地域のニュース一覧へ

関連ニュース

ニューストップへ