軍隊で学んだリーダーシップ3つの教訓

軍と環境保護活動はあまり共通点がないかもしれませんが、私の軍務経験は、使命を軸としたリーダーシップの在り方に大きな影響を与えました。

現代の重要な課題、つまり地球を守るという大きな課題を解決するためには、リーダーたちは私が軍隊から学んだ3つの重要な教訓を取り入れる必要があります。

教訓1:奉仕を自分より優先すること

軍の基本的な精神は、自分自身よりも大きな使命に奉仕することを中心に据えています。

犠牲は個人的な栄誉のためではなく、他者の自由と安全を守るという、より大きな目的に貢献するためのものでした。

これと同じ考え方が、使命を軸としたリーダーシップにおいて不可欠なのです。

人と地球の健康を優先する価値観主導の企業を築くことは、本質的に困難な挑戦です。

しかし、この取り組みは個人の快適さや短期的な成功のためのものではありません。それは、未来の世代に持続的な価値をもたらす使命に奉仕することです。

最も大きなリーダーシップの課題の一つは、この使命感を共有する他者を見つけ、彼らを動機付けることです。

軍では命を懸けた状況でさえ、個々の人々を結びつけるものは任務に奉仕するという共通の情熱です。

目的主導の企業のリーダーにも同じことが言えます。自分の周りに、その大義に深くコミットした人々を集めましょう。

彼らと共有する目的が、挫折に立ち向かい、前進し続けるために必要な回復力と決意を与えてくれます。

教訓2:規律と一流レベルの習慣化

アメリカ空軍士官学校では、常に最高の状態であることは単発的な行動ではなく、それが習慣であることを学びました。この教訓は、毎日の習慣を通じて私の中に根付いていきました。

たとえば、シーツの角を直角に折り込んで、しっかりと固定してベッドを整えること、完璧に制服をアイロンがけすること、厳しい身体的挑戦を乗り越えることなどです。

こうした一見小さな行為が、より大きく複雑な課題に取り組むための規律を築きました。

疲労や疑念、困難に直面しても一貫して姿勢を崩さず、高い基準を満たし続ける力こそが、私にとって最大の挑戦を乗り越えるための秘密の武器でした。

フルマラソンを3時間未満で完走することから、目的主導の企業を率いることまで、この力が私を支えてきたのです。

人々の健康や地球環境を改善する企業を築くことに、とてつもない難しさを感じることがよくあります。その統計を見ただけで、思わずあきらめてしまいそうになるでしょう。人類は毎年4億トン以上のプラスチック廃棄物を排出しており、その多くが埋立地や海洋に流れ込んでいます。

そのため代わりに、小さなことに集中して、それが大きなことへと繋がるようにするのです。毎日ベッドを整えるといったシンプルなことを考えてみてください。

大切なのはベッドそのものではなく、1日のはじまりに小さな成功を積み重ねることです。

どんなに些細に思えても、自分がやるべきことに取り組む意志を持っているというサインを自分自身に送ることなのです。

規律こそが前進を支えるものです。なぜなら、モチベーションは必ず薄れるものだからです。

あなた自身の日々の仕事に、細部にまで気を配り高い水準を保っていますか?

もしそれができていないのなら、どうしてチームに対して、社会や環境の大きな課題に取り組む際に同じ姿勢を求めることができるでしょうか?

意識的に環境や社会に配慮した製品を選ぶムーブメントや、それを超える領域におけるリーダーシップには、長期的な視野、一貫性、そしてレジリエンスが求められます。これらはすべて、規律ある行動を通じて培われるものです。

リーダーは、どんなに困難な道のりに見えても、毎日姿を現さなければなりません。

教訓3:たとえ誰も見ていなくても、誠実であること

軍では、誠実さは単なる流行語ではなく、核となる価値観です。

私たちは、たとえ不都合なときでも、誰も見ていないときでも、正しいことをするように訓練されてきました。

この原則は非常に重要で、誠実性の違反は「名誉違反」として扱われ、即座に除隊処分につながることもありました。

私の友人は、宿題がルームメイトの宿題とあまりに似ていたため、6カ月の保護観察処分を受けたことがあります。

ビジネスの世界では、誠実さはしばしば必要不可欠というよりも贅沢なもののように感じられることがあります。資本主義はこのようには成り立っていません。企業は単に気分良くなるために正しいことをするわけではありません。

もしそれが売上や利益に繋がらないのであれば、たとえ自分たちの行動が人々の健康や環境に害を与えていると分かっていても、企業はそれを優先することは少ないでしょう。しかし私は、企業が本質的に良い存在である可能性を秘めていると信じています。

多くの企業は、持続可能性の取り組みをコストセンターとして扱い、規制要件を満たすためや消費者をなだめるために最低限のことしか行いません。

しかし、持続可能性が事業の中核目標に組み込まれ、企業の成長を促す測定可能なリターンが示されたとき、真の進歩が起こるのです。

スティーブ・ジョブズ流リーダーシップを現代の職場で実行するには | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2410-steve-jobs-summed-up-best-way-to-lead-people-in-a-few-words/

すべての優れたリーダーに共通する「ある要素」とは?|研究結果 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2411-what-is-best-leadership-style-100s-studies-adam-grant-give-exact-same-answer/

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Originally published by Fast Company [原文]

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