AppleやGoogle、SamsungがどこもAIオブジェクト消去ツールを提供しているからといって、どのツールも同じ規格に基づいているわけではありません。
ネットではこういったツールの機能比較がかなり大きな話題になっていますので、真っ向勝負のオブジェクト除去テストを実施してみました!
どのAIツールも動作は変わりありません。
ここでは3つのツールをテストします。
クリーンアップ(iOSのアップル写真アプリ)消しゴムマジック(AndroidのGoogleフォトアプリ)AI 消しゴム(One UIのSamsung Galleryアプリ)(比較する写真に関してのメモ:いろいろなデバイスを使って写真を保存したため、解像度にばらつきがあります。テストの目的であるAIツールとは関係ありませんので、写真の鮮明さにはあまりこだわらないでください。)
写真から電気スタンドを除去する処理では、どのAI写真ツールがベストか?最初の課題写真です。
影が消せるかがポイント上に掲載した写真から電気スタンドを除去するのですが、この課題には比較的単純な面と複雑な面があります。
壁と窓の処理に関してはAIにとって有益なガイドラインがいくつか存在しますが、その影も処理しなければなりません。
Apple最初のテストはAppleのクリーンアップです。
このツールは、電気スタンドを指でなぞっただけで、うまく認識するという素晴らしい仕事をしてくれました。
特に周囲の光の表現が良いと思います。除去のプロセスが完了したあと、背後の壁はうまく補完されていました。ほとんどの窓枠も問題はなさそうです。しかし、オブジェクトを除去した跡と分かる奇妙なノイズも少し残っています。
Google続いてGoogleの消しゴムマジックです。電気スタンドは削除候補としては認識されませんでしたが、電気スタンドは簡単に選択でき、周囲との境界も正確に認識されました。
ほどんどの処理はうまくいったのですが、残念なことに消しゴムマジックはランプのかさの部分の上の部分を残してしまい、そこに存在していたゴーストのようになっています。
Samsung最後はSamsungのAI消しゴムです。オブジェクトの選択は少し厄介でした。
Samsung Galleryでズームやパンをするよりも難しく、自動選択もあまり正確ではありませんでした。
しかし、除去処理はこの3つのツールの中で最も良くできていました。壁も窓も正確に補完されています。
左から、Apple、Google、Samsung写真から人物を除去するにはどのAI写真ツールがベストか?次の課題写真では、この街中の風景から歩いている男性を除去しますが、これは扱いにくい写真です。
AIは処理対象の背後にある白い車の大半を想像しなくてはなりませんし、道路や路面標示も補完しなくてはいけません。さらに、暗い風景であって、前景がはっきりしていて背景は次第にぼやけた写りになっているという点もあります。
AppleAppleのクリーンアップでは、ツールの自動選択機能では前景の男性ではなく、背景に写っている自動車を消去対象として選んでしまいましたが、手前に写っている男性を選択するのは難しくありませんでした。
AIが補完したところは継ぎはぎになっており、風景の奥に向かうほど処理がうまくいっていません。奥に写っていた自動車はピクセル化してしまいました。
Google次はGoogleの消しゴムマジックですが、こちらも、前景ではなく背景に写っている人物を削除しようとしてしまいました。
雨に濡れた暗い道路から男性をピックアップするのは難しかったようです。
また、男性の全体を除去する作業や、その場所のピクセルを適切に置き換えるのにも苦労しているようです。
全体的に、間違った場所からピクセルを持ってきてしまっており、ツールは黄色の標示線をまっすぐに引くこともできていません。
SamsungSamsungのAI消しゴムについては、オブジェクトの選択が少しぎこちない感じがしましたが、最終的には背景から男性の姿を完全に選択できました。除去に関してもかなり上手くいきました。
男性がいなくなったあとに本物のように見える自動車と道路が作り上げられたのはこのAIだけでした。
完全とは言えませんが、パッと見ただけでは騙されてしまう人がほとんどではないでしょうか。
左から、Apple、Google、Samsung写真から自転車を除去する処理では、どのAI写真ツールがベストか?3番目の課題写真では、この風景から自転車を取り除きます。
周囲の草原にはAIが利用できる情報が大量にあります。自転車の後ろになって部分的に隠されているフェンスが難点となりますが、ツールがフェンスを繋げられるか、それともフェンスを無視して草として補完してしまうかということも興味深い点です。
Appleこの写真に対する処理では、Appleのクリーンアップでは何回かに分けて作業しないと自転車全体を選択できませんでした。
おそらく、それが一つのオブジェクトであると判断できなかったのだと思います。
選択の完了後は、クリーンアップはまずまず上出来に空白を補完してくれました。しかし、ツールが作成した緑とフェンスは一貫性には欠けているように見えます。
GoogleGoogleの消しゴムマジックも、自転車全体を選択するには何度かやり直さないといけませんでした。
草原だけではなくフェンスも補完しようとはしていますし、結果は酷いというほどではなかったのですが、明確なエラーもあって、例えば自転車の車輪のスポークが残ってしまっていることころもあります。
Appleのクリーンアップよりはわずかに良いように思えますが、大きな違いはありません。
Samsung路上の男性の写真と同様、SamsungのAI 消しゴムでは選択も最初から正確に行えましたし、除去後のスペースとしてなるほどと思えるもので埋める処理にも優れていました。
草原もフェンスも正確でリアルに補完されており、編集されていない写真と見間違えるかもしれません。
最終評決:Samsungのツールがベスト・パフォーマンスまず、断っておかなければならないのは、この種のタスクは対象によって様々な結果がでるということです。SNSをはじめ様々なサイトで、同じような比較テストが行われているのでお分かりになると思います。
写真にも特徴がありますし、AIツールもオブジェクトの除去に関してはそれぞれ異なったアプローチをとっています。
今回実施したテストでは、Galaxy AIとSamsungのAI消しゴムが明確な勝利者となりました。
このツールはピクセルの置き換えに時間をかけており、写真の他の部分にあるピクセルを単にコピーしてペーストするだけではなく、路上の車の画像でお分かりのように、なんらかのイメージ生成処理を行っているようです。AIがイメージした自動車であって実存する車ではありませんが、そのおかげで手を加えていない写真のように見えます。
AppleとGoogleのツールも健闘していて、この二つのツールは互角だったと思います。
Googleフォトと消しゴムマジックは、AndroidでもiOSでも利用可能だと言う点には注目すべきです。AppleやSamsungは後れをとらないように(あるいは、優位性が失われないように)プレッシャーを感じることになるでしょう。
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