日本におけるライブコマースのインフラ化を目指すCellestは4月25日、ライブ配信とECをシームレスに融合した新たなライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」の提供を開始した。映像配信・決済・顧客管理を一体化し、配信者も視聴者もストレスなく利用できるライブコマース環境の実現を目指す。
Cellestが提供を開始した「WABE」は、「見て(Watch)、きいて(Ask)、買って(Buy)、たのしい(Enjoy)」をコンセプトとした、ライブコマース専用のECモールアプリ。
▲「WABE」
販売事業者(配信者)であるメーカーやブランド、ライブコマーサーと、消費者(視聴者)をつなぐライブコマースプラットフォームとなり、販売事業者がライブ配信を通じて消費者とリアルタイムにコミュニケーションを取りながら、商品の紹介と販売ができるほか、配信外でも商品購入ができるモール機能やSNSのDM機能が付属するという特徴を備える。
▲ビジネスモデル
販売事業者向けの機能として、購入された商品をステータスごとに管理できる「注文管理」機能、顧客へのマーケティング施策に活用できる「顧客データ管理」機能、購入率などの販売データから視聴率維持などの視聴データまでを幅広く分析できる「データ分析」機能も搭載していて、販売事業者は注文や顧客の管理からデータ分析までを「WABE」上で完結できる。
▲WABEの主な機能
従来のライブコマースプラットフォームの多くは、ECサイトにライブ配信機能を後付けした形で、販売事業者にとって在庫管理やチェックアウト操作が煩雑になりやすいという課題があり、ライブコマースに最適化された仕組みを求める声も多く寄せられていた。
Cellestが提供するライブコマース販売事業では、動画SNSプラットフォームとECサイトを組み合わせた販売手法を取り入れているが、 デジタルリテラシーがそれほど高くない顧客が購入時に操作に戸惑うケースが見受けられるという課題もあったとし、これらの課題を解決するため、 映像配信・決済・顧客管理を一体化し、配信者も視聴者もストレスなく利用できるライブコマース環境の実現を目指し、「WABE」の開発に至ったとしている。
▲販売事業者向け機能
Cellest 代表取締役CEO 佐々木宏志氏は、「当社は2017年よりライブコマース事業を展開してまいりました。ライブコマースは、実店舗での買い物が難しい方や、ECにハードルを感じる方に新たな購買体験を提供する手段であり、そのエンタメ性によってショッピングの楽しさが倍増し、人々の生活に彩りを与えるものだと確信しています。『WABE』は”Watch””Ask””Buy””Enjoy”の頭文字をとった名前であり、『見て、きいて、買って、たのしい!』というコンセプトにはそうした思いを込めました」と話す。
「2017年から多様なプラットフォームでライブコマースを経験してきたノウハウを生かして『WABE』を運営し、ライブコマースをより身近なものにし、市場のインフラとして定着させることを目指してまいります。その実現に向け、配信者が活躍しやすく、視聴者が安心して楽しめる環境を提供するため、引き続きサービスの向上に努めていきます」とコメントした。
▲Cellest 代表取締役CEO 佐々木宏志氏
Cellest、ライブコマース専用ECアプリ「WABE」提供 ライブ配信とECをシームレスに
日本ネット経済新聞 2025/05/04 10:00