高齢化対策で交流と協力強化呼びかけ ボアオ・アジアフォーラム

 【新華社ボアオ3月29日】中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮で25〜28日に開催されたボアオ・アジアフォーラム2025年年次総会の期間中、「地域交流・協力を強化し、手を携えて人口高齢化に積極的に対応」と題したサブフォーラムが開かれ、出席者は人口高齢化への積極的な対応を呼びかけた。

 フォーラム理事長の潘基文(パン・ギムン)氏は、高齢化現象を経済発展と人類の進歩の表れとして前向きに捉えるべきだとの考えを示しつつ、「コインの裏表と同様に、高齢化は多くの課題ももたらしており、出生率低下やベビーブーム世代の引退が労働力不足、医療費増加を招き、年金制度の持続に大きな負荷が生じている」と述べた。

 高齢化社会が直面する問題について、出席者はそれぞれ見解と提案を表明した。

 中国民政部の陸治原(りく・ちげん)部長は、アジア各国の高齢化の段階は異なるが、いずれも人口年齢構造の高齢化が進んでいるという客観的事実に直面しており、手を携えて高齢化に積極的に対処することが共通の戦略的選択になると指摘した。

 中国社会科学院国家ハイエンドシンクタンクの蔡昉(さい・ほう)首席専門家は、日本や韓国などアジア各国は高齢化対策で豊富な実践経験を有しているとし、「アジアの国々は人口や高齢者介護などの分野で多くの経験を共有できる」と強調した。また、一定の実現可能な条件の下で、国家間の人の移動を開放することが非常に重要だと述べた。(記者/陳子薇)

国際・科学の主要なニュース

国際・科学のニュース一覧へ

関連ニュース

ニューストップへ