保税物流と低空経済で食品展示会を支援 中国・成都市

 【新華社成都3月22日】中国四川省の成都鉄道コンテナセンター駅にこのほど、ドイツのワイン、フランスのチーズ、ベルギーのチョコレートなど輸入菓子、酒類を満載したオランダ・ティルブルグ発の「糖酒商品交易会特別列車」が汽笛とともにゆっくりと入線した。特別列車は「効率的、安定的、低コスト」の全過程コールドチェーン(低温物流)物流の利点を生かして海外出展者に「ドア・ツー・ドア」のサービスを提供し、欧州の工場から同省成都市の交易会展示会場までシームレスな輸送を実現、出展者の「遅延ゼロ」を支援している。

 第112回全国糖酒商品交易会は25〜27日、同市で開催される。今回の国際展示エリアは6万平方メートル近くで、50以上の国と地域の2千を超える国際ブランドが出展する見込み。

 ドローンは、「低空経済」(低高度を飛ぶ有人・無人航空機を活用した経済活動)の革新的な実践をけん引する。成都国際鉄道港の現場では、輸入ワインが同港の総合保税区からドローンによって「空路」を通じ、交易会のサブ会場である亜蓉欧国家(商品)館のメイン広場に正確に運ばれ、全行程はわずか30分だった。この革新的なモデルは、保税物流と低空経済の融合によって、「保税倉庫から消費シーン」へのダイレクトな輸送を実現している。

 この低空経済と保税物流を融合する試みは、従来の物流の時間的、空間的制約を打ち破るだけでなく、スマート監督・管理システムを通じ、全過程で貨物の追跡を可能にし、緊急物資の輸送、コールドチェーンなどのシーンに革新的なソリューションを提供するものとなる。

 「ドア・ツー・ドア」サービスは、企業に力を与えるだけでなく、消費者にも直接的な利益をもたらす。 亜蓉欧国家(商品)館では、ドイツのワインを注文した来館者の劉さんが、感慨深げな表情で「以前は原産地から輸入した商品を購入しようとすると、2、3日は待たされた。本当に輸入品かどうかわからず、糖酒交易会の展示品と同じものを購入する場合にはわざわざ交易会の会場で買わなければならなかったが、現在ではドローンが便利に運んでくれ、交易会の展示品と同じものを30分で入手可能で、価格も3分の1安かった」と話した。(記者/董小紅)

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