川崎車両(神戸市兵庫区、村生弘社長)は、米国法人を通じてニューヨーク市交通局から新型地下鉄電車「R211=写真」435両を追加受注した。契約金額は約1773億円で、これまでの受注契約を含めると約6327億円となり、同社では過去最大規模の鉄道車両案件となる。追加受注分は2027―28年に納入予定。
今回の契約は18年に受注したベース契約535両に付随する二つ目のオプション契約が行使されたもの。22年に一つ目のオプション契約も行使されており、受注総数は1610両となる。
今回、同社の北米での豊富な実績と技術要求への対応力、アフターサービスも含めた顧客価値が評価され、受注につながった。
R211は監視カメラを搭載し、発光ダイオード(LED)照明やデジタル表示機、混雑時の円滑な乗降を考慮した広いドアが特徴。車両設計は本社工場(神戸市兵庫区)、車両の構体製作を米リンカーン工場(ネブラスカ州)、機器取り付けと最終組み立て、機能試験をリンカーン工場と米ヨンカース工場(ニューヨーク州)で実施する。