三菱重工マリタイムシステムズ(岡山県玉野市、田尾晋三社長)は17日、防衛省向け音響測定艦「びんご」の命名・進水式を玉野本社工場(同)で開いた。三菱重工業グループとなって初の音響測定艦で、2026年3月ごろに完成し、広島県の呉基地に配属を予定している。
びんごは防衛省が保有する「ひびき」型音響測定艦の4番艦となる。海中えい航型ソナーのSURTASS(サータス)を装備しており、周辺海域の音響情報収集の強化を目的に建造した。
基準排水量は2900トンで、全長67×全幅29・9×深さ15・3メートル。双胴船型という、波の影響を受けにくく安定性に優れた船体で、ソナーの巻き出し・巻き取りが安全に行えるという。
式には斎藤聡海上幕僚長や江口雅之三菱重工執行役員ら約200人が参加した。