太陽光の余剰電力をEVバスに生かす、実証実験が始まった

早稲田大学や宇都宮大学の研究グループは20日、宇都宮市内で太陽光発電の余剰電力を電気自動車(EV)バスに活用する走行実証を開始する。今後2週間で走行データを取得し、社会実装に役立てる。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の一環で、事業期間は2027年度まで。

早大は電力計「スマートメーター」のデータから市内全域の電力需要と太陽光発電量を把握、予測する技術を開発。EVの運行データとシミュレーターを活用し、EVバスの消費電力や充電池残量を推定、予測する技術も開発した。両技術により、太陽光発電の余りをEVバスに給電する。宇都宮大はEV化による交通流シミュレーションを担当する。

実証には宇都宮市と路線バス運行会社の関東自動車(宇都宮市)が協力し、EVバスが市内3ルートを走行しながら、実験用充電器で電力をまかなう。市のEV公用車や、陽東タクシー(同市)のEVタクシーも走行実証を行う。(宇都宮)

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