2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の国別出場枠獲得がかかるフィギュアスケートの世界選手権(米・ボストン)が日本時間27日に開幕。初日は女子SPが行われ、66年ぶりの4連覇を目指す坂本花織(24)が71.03点の5位と出遅れた。千葉百音(19)が73.44点で2位、樋口新葉(24)が72.10点で4位。3人のうち上位2人の順位合計が「13」以内で得られる3つの五輪出場枠獲得に向け、チームとしては上々のスタートを切った。
28日未明の男子SPでは、連覇を目指すイリア・マリニン(20=米国)に、日本男子エースで22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(21)が初優勝をかけて挑む。
敵失があれば…マリニンは22年、USインターナショナルクラシックで世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に成功。「4回転の神」の異名を持ち、その後も積極的にクワッドアクセルを飛び、昨年12月のGPファイナルでは、4回転半を含む6種類7本の4回転ジャンプを実施。連覇を達成したとはいえ、高難度の演技構成を取り入れたことがアダとなり、フリーでは4回転全てを「回転不足」と取られて減点され、鍵山(188.29点)を下回る186.69点だった。GPファイナルの反省を生かし、開幕前に「ライバルは自分自身」と話していることから、今大会も同様に難しいプログラムに挑むとみられる。
一方、GPファイナルのフリーでマリニンを上回るスコアをマークした鍵山は安定感と完成度が持ち味だ。フリーは4回転4本の構成で臨むとみられ、会場入りしてからの公式練習でも安定したジャンプを披露。本番に向けて「手応えはある。集中できれば、やりたい演技はできると思う」と自身たっぷりに話している。
GPファイナル同様、敵失があれば、鍵山は悲願の初優勝に手が届きそうだが...。
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