95歳レジェンド美術家・川島猛「瀬戸内国際芸術祭楽しみ」 アートファクトリーで作品展示 

香川県と岡山県に位置する瀬戸内海の島々を舞台にした現代美術の一大アートイベント「瀬戸内国際芸術祭」が4月18日、開幕する。地元香川県高松市では現役最年長、95歳の美術家の川島猛が今回も作品を出展する。高松の「川島猛アートファクトリー」にはこれまでの描いた絵画だけではなく、彫刻やレリーフなどが展示されている。

川島は1930年(昭5)、高松市生まれ。小3の時に描いた絵が同級生に喜ばれたことがきっかけで、画家を目指した。63年に渡米。ニューヨークに活動拠点を移し、数々のモダンアートを発表してきた。青と白を基調とした「Blue and White」シリーズ、幸せそうな人たちのユートピアを明るい色づかいでカラフル、リズミカルに表現した「Dream Land」などで、夢のような雰囲気を出している。

2010年に始まった瀬戸内国際芸術祭に参加し、瀬戸内海の美しさに改めて心を動かされ、16年に帰国。故郷に戻ってきた。19年、移転した医療機器メーカーの会社跡地にファクトリーを開設した。敷地内には作品だけでなく、ニューヨークで実際に使っていた道具(川島の言葉を借りれば「フェロー=仲間たち=」)の数々も展示されている。

順子夫人によると、「今も構想が思い浮かぶと物を並べたりする。頭の中が働いています」という。川島も「生きている限り創作は続けます」と話す。芸術祭で瀬戸内を訪ねた際には、ぜひ立ち寄ってみたい施設だ。

芸術祭は3年に1度行われ、今では100万人以上が訪れる。会期は春(4月18日〜5月25日)、夏(8月1日〜31日)、秋(10月3日〜11月9日)の3期に分かれて開催される。

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