ボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)が29日午後、「ボートレース愛」を語った。
都内でボートレース地上波番組「BOATRACEプレミア」(午後7時30分、東京MXなど)の生出演前に取材に応じ、「ボートレースもボクシングも相手との駆け引きが魅力的。相手の心が動く時、どのように仕留めるか。その勝負ポイントに注目している」と、アスリートらしい視点で語った。
小学校の卒業文集には、「将来の夢はボートレーサーになること」と書いたほど。実家は三重・東員町で飲食店を営み、常連客にボートレースファンがいた。その人から「君は運動神経がいいし、体も小さいからボートレーサーに向いている」と言われた。
この言葉をきっかけに、ボートレースに興味を持つにようになった。時間とともにボートレーサーへの夢は、ボクサーで世界一になることに変わっていったが、今でもボートレースへの熱い思いは変わらない。
この日は、スタジオで展示ボートに“初乗艇”した。関係者からハンドルの持ち方や姿勢などの指導を受け、真剣な表情で体感した。27歳の世界王者は、15年越しの夢がかなったかのように興奮気味にこう言った。「下半身が重要で、ボクシング以上にバランスが大事ということが分かった。(ボートに)乗る機会もないので、とても良い経験になった」。愛称「BIGBANG」の名の通り、人生初乗艇に喜びを爆発させていた。
○…同番組では、ボートレース若松で開催中のSG「第60回ボートレースクラシック」の模様を伝える。中谷のジムでのトレーニングも公開され、強さの秘密や今後の夢なども語っている。