那須川天心、25年はMVP?「もちろん狙いたい」「誰がみても良かったと」努力・敢闘賞を受賞

プロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者那須川天心(26=帝拳)が25年に最優秀選手賞狙い!? 31日に東京ドームホテルで、24年ボクシング年間表彰式が行われ、那須川は努力・敢闘賞を初受賞。表彰式後には「23年は新鋭賞、24年は努力・敢闘賞とランクアップしている。来年は…もっと良い賞を、という気持ち。1個1個ランクアップしていることを感じるので。25年は最優秀選手賞狙い? もちろん最優秀選手賞も狙いたいですし。技能賞とかいろいろな賞もあるし。誰が見ても那須川天心、良かったと思ってもらえるようにしたい」と抱負を口にした。

今年2月、前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝利を挙げ、世界ランキングでもWBA2位、WBC1位、IBF4位、WBO2位とランクアップ。「(評価は)ひしひしと伝わってきますし、前回の試合がすごい1個の指標になった。次の試合は梅雨の終わる6月ごろ、かたつむりの季節です。それが世界前哨戦と所属ジムからも言われているので。そこをしっかりとクリアできれば秋が終わる頃、11月末あたりじゃないですかね。世界挑戦できると思う」との青写真を思い描いた。

WBCランク1位は通常、次期指名挑戦者となる。WBC選手権委員会からも指名試合を義務づけらる可能性がある。WBC王者は中谷潤人(27=M・T)となる。那須川は「どうなんですか。ボクは指名されていないので、どうなるか分からないですけど。面白いですよね。ボクシングが分からない人は1位と王者を間違えていて『1位、おめでとう!』と言われるけれど、全然うれしくないよと。やっぱ、しっかりとチャンピオンにならないといけないと思うし、指名いただければやらせていただきたいし。そこはいろいろ時が来れば。ボクから何も」と説明した。

自身も着席した壇上で、4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)とWBC世界バンタム級王者中谷が1年後、東京ドームで戦おうと握手を交わした。那須川は「日本で盛り上がっている2人がやるんだと。ぼくは競技者なので、自分は自分のやるべきことをやるだけなので。ボクシングの盛り上がりはすごく感じているし。自分の活躍で若い子にボクシングを知ってもらう。判定の仕組みまで理解してボクシングを好きになってもらうことを仕掛けていきたい」と独自のスタイルで世界王者への道を進んでいく姿勢だった。

23年4月にボクシングデビューし、25年末が「3年計画」の最終年。24年は大きなステップを踏んだ1年だっただけに「昨年に引き続き、賞をいただけてボクシング界に貢献できたことをうれしく思う。1年を振り返るとすごく順調にことが進んだ。相手のレベルもそうですけど、自分のレベルも高くなったことを実感している。あと何日かでボクシングデビューして2年が経つ。2年か、というのが強いですね」と感慨深げだった。【藤中栄二】

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