【WWE】レインズの長期政権が終焉を迎え、コーディが悲願の王座戴冠<レッスルマニア40>

世界最大のプロレス団体であるアメリカのWWEは7日(日本時間8日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィア・リンカーンファイナンシャルフィールドにて『レッスルマニア40』を開催、日本ではABEMAのPPVで生中継された。
世界中にプロレスファンを拡大しているWWEは年間最大の祭典である『レッスルマニア40』が2日目を迎え、”アメリカン・ナイトメア”コーディ・ローデスがその悲願を果たした瞬間に最高潮を迎えた。

WWEヘビー級とユニバーサル王座の統一王者であるローマン・レインズにコーディ・ローデスが挑戦し、ブラッドライン形式で試合が行われた。
試合では互いに激しい攻防が続く中、途中レインズの仲間であるジミー・ウーソやソロ・シコア、そして「ファイナルボス」となったザ・ロックが介入。
それをジェイ・ウーソ、ジョン・シナ、セス・ロリンズ、アンダーテイカーのサポートによって撃退した。
コーディはレインズのスピアーを膝で阻止し、その勢いでクロスローズ3連発を決め、最後は3カウントを奪取した。
これによりレインズの1,316日間にわたる統一王座保持に終止符が打たれた。
この勝利は15年6月に亡くなった米マット界のレジェンドである父親ダスティ・ローデスが成し遂げられなかったWWE最高位王座の獲得であり、一家の長いストーリーを完結させるものであった。
リング上で涙を流すコーディは、ファンや家族に感謝の意を示し、ガッツポーズを決めた。
7万2,755人のファンの歓声に包まれた中、コーディはブランディ夫人や母親、そして他のプロレスラーたちの祝福を受けた。
WWE首脳のブルース・プリチャード氏やトリプルHもリングでコーディと抱擁を交わした。
プロレスキャリアにおける重要な節目となったコーディ・ローデスのWWE統一王座戴冠。
世界中が見守る中での王座戴冠劇は、レインズ政権の終焉と共にコーディ・ローデス時代の幕開けとなった。
今大会でのコーディ・ローデスの勝利は世界中の多くのプロレスファンにとって感動的なエンディングとなった。

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