今回は、元日本代表の福原愛さんを紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本情報から、国際大会の成績などに触れていきます。
福原愛とは福原愛とは、全日本選手権にて史上初のグランドスラムを達成、オリンピック女子団体にて日本卓球界初のオリンピックメダリストの1人となった、日本卓球界におけるレジェンド的存在です。
福原愛のプロフィール福原愛(ふくはらあい)は1988年11月1日生まれの36歳(2025年5月時点)で、宮城県仙台市出身です。10歳上の兄が卓球を始めた影響を受け、3歳9か月で卓球を始めました。
4歳で全日本選手権バンビの部に初出場し、5歳10か月で全日本選手権バンビの部を史上最年少優勝しました。これにより、テレビでも取り上げられ、「泣き虫愛ちゃん」の愛称で世間に知られるようになりました。指導者であった母との「千本ラリー」という話も有名です。また、バンビの部での最年少優勝後、全日本選手権のバンビ、カブ、ホープスの部にて、シングルスの7連覇を達成しています。
11歳の時に日本のナショナルチームに加入し、11歳でシニアの日本代表としてジャパンオープンに出場しました。また、中学高校は名門・青森山田中高に進学しました。高校在学中の17歳のころには、日本人初の中国超級リーグ参戦をしています。
オリンピックには、2004年のアテネオリンピックから4大会連続で出場し、2012年のロンドンオリンピックでは、女子団体にて日本卓球界史上初の銀メダルを獲得し、2016年のリオデジャネイロオリンピックでも女子団体銅メダルを獲得しています。また、2012年に全日本選手権の女子シングルスで優勝し、同大会の全タイトルを獲得、優勝回数20回で、史上初のグランドスラムを達成しました。
2018年に現役を引退し、現在は、2021年1月に自身が代表取締役を務める株式会社omusubiを設立するなど、他のキャリアで活躍しています。
福原愛のプレースタイル福原愛の戦型は右シェーク裏表の攻撃型で、速いピッチのラリー、変化の大きいバック表、投げ上げサーブが特徴です。
サーブは非常にトスの高い投げ上げサーブをメインとして使用しています。色んな位置から投げ上げサーブを出し、サーブからの展開を有利に進めています。サーブで崩した後、変化の大きいバック表で相手を詰め、得点を重ねます。少しでも甘くなったボールはしっかりとフォアハンドで打ち抜いており、異質型の選手ではありますが、非常に安定感のある卓球をするように見受けられます。
また、両ハンドともにブロックが非常に硬く、中国選手のドライブ連打に対してもしっかりコースを突いて止めているシーンが多く見られます。
福原愛の使用用具現役引退時の福原愛の使用用具は、ラケットがバタフライの『福原愛プロZLF』、フォア面がバタフライの『スピンアート』、バック面はアームストロングの『アタックエイト(特注品)』です。
福原愛の世界ランキング福原愛は2025年5月時点で世界ランキングを持っていません。最高ランキングは4位(2016年2月)です。
福原愛の国内大会の主な成績2001年全日本選手権ジュニア女子シングルス:優勝2002年全日本選手権女子ダブルス:優勝(ペア:小西杏)2004年全日本選手権女子ダブルス:優勝(ペア:小西杏) 混合ダブルス:優勝(ペア:坂本竜介)2006年全日本選手権混合ダブルス:優勝(ペア:坂本竜介)2007年全日本選手権女子ダブルス:優勝(ペア:照井萌美)2008年全日本選手権女子ダブルス:準優勝(ペア:照井萌美)2011年ビックトーナメント女子シングルス:優勝全日本選手権女子シングルス:優勝2012年全日本選手権女子シングルス:優勝2013年全日本選手権女子シングルス:3位福原愛の国外大会の主な成績2006年世界選手権ブレーメン大会女子団体:銅メダル2008年世界選手権広州大会女子団体:銅メダル2009年モロッコオープン女子シングルス:優勝2010年世界選手権モスクワ大会女子団体:銅メダルアジア競技大会女子シングルス:銅メダル、女子ダブルス:銅メダル(ペア:石川佳純)、混合ダブルス:銅メダル2011年世界選手権ロッテルダム大会混合ダブルス:銅メダル(ペア:岸川聖也)2012年ロンドン五輪女子団体:銀メダル2016年リオデジャネイロ五輪女子シングルス:4位、女子団体:銅メダルまとめ現役を引退した今でも幅広く活躍する福原愛。今後も卓球界の発展に貢献されていくことでしょう。
文:ラリーズ編集部