春の軟式交流試合で審判員を務める松本京子さん(右)=唐津市のSHOWAハンバーガースタジアム唐津
佐賀県公式野球審判協会の松本京子さん(45)=唐津市=が、阪神甲子園球場で5日に開催される「全国高校軟式野球選手権大会70回記念 春の軟式交流試合」の審判員に選ばれた。九州からは唯一の選出で、「全国の女性審判と一緒に大きな舞台に立てることがうれしい」と喜ぶ。
小学生で野球、中学生からはソフトボールに打ち込んだ松本さんは知人の勧めで野球の審判を始め、2008年に女性で初めて同協会に登録した。高校野球や社会人野球などを中心に審判を務め、20年には国際審判員にも認定され台湾や香港での国際大会に派遣されている。
平日は唐津市の済生会唐津病院で事務職員として働き、週末にグラウンドに通う。「単純にジャッジをするだけでなく、選手を引っ張って試合を一緒に作る役割もある」と審判の魅力を語る。国際大会などには有給休暇を利用して参加し、「『頑張ってね』と声をかけられることも励みになる」と職場の仲間に感謝する。
全国高校軟式野球選手権は今夏で70回目を迎える。記念事業として交流試合が開かれ、全国から選抜された選手が東西に分かれて戦う。松本さんは「任された役割をしっかりとこなす」と話し、「特別な場でこれからもたくさん経験を積みたい」とさらなる成長を目指す。(丸山美陽)