【動画】「呼子大綱引」開幕 唐津市 「子供綱」元気な声響く 「大人綱」は6月8日


力の限りに綱を引く浜組の子どもたち=唐津市呼子町

 国の重要無形民俗文化財に指定されている唐津市呼子町の「呼子大綱引」が7日開幕した。初日は「子供綱」が呼子市民センター前であり、子どもたちが力の限りに綱を引き合い、町に元気な声を響かせた。

 呼子大綱引は、名護屋城に居城していた豊臣秀吉が将兵の士気を高めるため、加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船の綱を引かせたという故事にちなんだ町の伝統行事。

 「子供綱」では、法被姿の子どもや保護者が岡組と浜組に分かれ、3本勝負に臨んだ。開戦を告げるドラが鳴ると「ヨイサ」のかけ声とともに綱の中心部「ミト」を自陣に引き寄せ合った。加藤と福島らに扮(ふん)した武将隊も両組を鼓舞し、3本目にもつれ込んだ熱戦は浜組に軍配が上がった。

 浜組が勝てば「大漁」と伝わる。加部島に住む呼子小6年の谷亜明(あみん)さんは「おすしがいっぱい食べられるようにと願って綱を引いた。相手は手ごわかったけど応援が力になった」と汗をぬぐった。

 「大人綱」は8日午後1時半から同町の三神社前で開かれる。午前10時40分からは、唐津名護屋城武将隊の歴史寸劇などのイベントもある。(松岡蒼大)

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