阪神・藤川球児監督、開幕3連勝ならずも「始まったばかり、また京セラから」 4月1日ホーム開幕DeNA戦で虎党味方に再進撃

(セ・リーグ、広島2ー0阪神、3回戦、阪神2勝1敗、30日、マツダ)森下の打ち上げた打球が広島の右翼・二俣のグラブに収まる。阪神は開幕3連勝ならず。それでも、就任後初黒星を喫した藤川球児監督(44)は前向きに言葉を発した。

「始まったばかりですからね」

開幕カード第3ラウンドは先発・森を相手に、四回までは各回10球未満と強気の投球に押され、八回以降もコイの救援陣を打ち崩せなかった。2安打零封負けとなったが、指揮官は「負けは負けですけど、形的にはチャンスはあったのではないかなと思いますから」と気丈に振る舞った。

先発・門別が五回途中2失点も救援陣が追加点を与えず。2点を追う八回は死球と梅野の右翼への安打で無死一、三塁とし、反撃ムードをつくった。「あそこのチャンスまで待っていたというね。0−2で来られていましたので、その辺りも含めてゲームが生きた状態で来てましたからね」。木浪の打球が好守に阻まれるなど、最後の最後までホームを踏むことはできなかったが、僅差のゲームに持ち込み、あきらめない姿勢を示した。

1日空いて、4月1日は京セラドームでの本拠地開幕(DeNA戦)を迎える。「また京セラからですね。本拠地に戻って、火曜日からまたたくさんのタイガースファンの前でゲームができるので、選手たちも心強く、またスタートをしていきます」。マツダスタジアムにも大勢の虎党が駆けつけたが、次はさらに多くの声援がナインの背中を押してくれる。

佐藤輝の一回V弾と村上の熱投でシーズンの幕が開け、第2戦も4番・森下の逆転弾とリリーフ陣の頼もしいリレーで白星をつかんだ。この日喫した1敗を嘆く必要がないほどに、個々が役割を全うすることに努め、結束力の強まりも感じられる3連戦だった。

開幕戦での勝利後、指揮官が「次に次に、と進むだけ。もう振り返ることはない」と話したように、今季のラストゲームまで一直線に突き進んでいく覚悟がある。大歓声に包まれ、リスタートだ。(須藤佳裕)

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