プロボクシング興行「3150×LUSHBOMU vol.5」(30日、愛知県国際展示場)の前日計量が29日、試合会場で行われた。セミファイナルのヘビー級6回戦は、東洋太平洋同級8位の但馬ブランドンミツロ(30)=亀田=が115.8キロ、ギジェルモ・カサス(30)=メキシコ=が116.3キロだった。
再起2戦目に臨む但馬は、計量後のフェースオフでは超至近距離でにらみ合ったが、最後は紳士的に右手でがっちりと握手を交わした。
「前戦から意識なく5キロぐらい体が絞れた。より前戦からちょっとスリムになったところを見てほしい」
2022年4月のプロデビューから日本最速の2戦目で日本王座を奪取し、その後も白星を重ねていたが、昨年3月にブリッジャー級(リミット101.6キロ)の世界ランカーと対戦し、人生初のダウンを奪われるなどプロ11戦目で初黒星。12月の再起戦で1回TKO勝ちした。前戦の前日計量では120.3キロだった。
再起2戦目に向けてはアマチュア時代にクルーザー級で世界選手権に出場し、プロでも7戦7勝の重量級のメキシコ人選手とスパーリング。フィジカルトレーニングやロードワークを増やして肉体改造を図っており、今後はブリッジャー級やクルーザー級(リミット90.7キロ)で闘うことを見据えている。
プロ13戦目で前日計量時に自身より体重が重い選手と初めて対戦する。「(体重を)絞っていくという意識の中で生活していく中で、ヘビー級でやればこういうマッチメークも出てくる。マイク・タイソンのようにスピードなどで上回って、相手を制圧したい」と意気込んだ。
興行はインターネットテレビのABEMAで正午から全試合無料生配信される。プロ戦績は但馬が12戦11勝(9KO)1敗、カサスが16戦11勝(6KO)4敗1分け。(尾﨑陽介)